UTokyo bicycle racing team

インカレロード

9/3 前日組と合流して試走。めいてんは練習として登りTTしてた。みんな結構踏むなあと思ったら自分が重いだけだった。。調子は悪くないんじゃないかなあってくらい。

 

9/4 インカレロード

レース前にどう思っていたかいつも書き残したいと思っているがそんなに余裕ないなあ。という悩みを4年まで抱えてそう。

レース前

初めての長距離ロードレース。そもそもロードレースをまともに走ったのは美山くらい。その時はダンシングを登りで使えればもっとうまく走れた感じがあったので、今回はダンシングまぜてくぞ!という意気込み。合宿でもそこを意識していて、ダンシングは実際かなり上達した。約20日の合宿でかなり絞れてきたが、体重は72kgで変化なし。デカい。

目標としては集団にしがみついてくこと。あわよくば完走。補給は固形物中心でマグオン、エネ餅、ようかんを予定。登りは最初に5分のきつい坂と続けて緩いの、後半に4つほどアップダウン。どちらも前で入って位置を下げながらできるだけ楽に登れるようにしたい。晴れだと補給をとることがかなり重要そうだったが、雨だったので飲み物の心配はほぼなかった。

 

レース展開・おもったこと

スタートは並びが少し遅れて前から7割くらいの位置でスタート。雨が強く降ってきて少し肌寒いくらい。登りの前に数列位置を上げて登りに入る。補給所①の金井さんの位置を確認したかったがよくわからず。

1周目はかなりきついだろうという予想。監督が2周よりは走りたいよねということを言っていたのでおびえていた。案の定気を抜いたら垂れそうだったが、勾配きつい区間さえ抜ければとダンシングで脚にダメージがいきすぎないようについていく。緩斜面区間にはいると合宿の時に走っていたのとはまるで違いクソ楽になった。一人だとヒィヒィ言いながら登るペースだったが。集団すげえ。

急勾配区間は5:35,388w。緩斜面は2:34,305wほど。結局こことちぎれたあたりが一番きつかった。この先しばらくは筋肉にダメージが残った感覚がしばらく続いていた。

登り切ったところで逃げができるところが少し見えた。ここからは楽に走れて、下りでスピード乗せて位置を上げながらアップダウンへ。

下りでスピード乗せて、登りで脚をいかに使わないかを意識して、そのとおり走れた。

 下り区間に入ると雨だったので、練習の時よりかなりペースは遅く、無理な抜き方はせず安全にマージン取りながら遅いのだけ抜いて位置を上げれた。たくさんコース走っててよかった。後ろの方で落車があったらしい。

平坦に入るところの左コーナーですんごいかかって、しかも2つ前のやつが中切れしかけてて、ここはツキイチだったが結構踏んだ。橋のとことで緩んでて助かった。後ろをみたら人がまばらで集団最後尾に近いとこにいる様子。

 海岸沿いの道へはいるとすごくゆっくりになった。ここで思い出したようにポカリとマグオンを飲んだ。きつかったのか固形物を取る余裕はなかった。軽く位置上げて次の登りに備える。

 2,3周目はゆっくり登ってて余裕があった。補給所の登りはそこそこ速かったのでその前で位置上げて集団の先頭を走ったり。2周目の補給所②でめいてんからサコッシュをもらったが水とスポドリを間違えた。3周目の最初の登りまでは特に何事もなく進む。

3周目のアップダウンに入ると、少し足がつりそうになってきたり、腰の痛みが出てきたり、糖が枯渇しかけている感じが出てきた。そこまできつくはなくやり過ごせて、海岸沿いはやっぱり楽だったのでマグオンとエネ餅を取った。少し完走が見えてきたと思った。

4周目の最初の登りでドリンクをもらおうとしてサコッシュを取ったが、捨てるときに左の内転筋がつって、減速して危なそうだったので補給の列の方へ寄った。そのせいで補給取れなかった人がいたかも、ごめんなさい。自分は今まで1回だけ軽く攣ったことしかなく、つるんかな~と思っていたら見事におおつりした。

人生終わりかと思ったが、幸いに長引くことはなく、集団が通り過ぎていくところで何とか踏みなおし切れずに済んだ。ここで左の路肩で小島さんが止まってて乗りなおそうとしているのが見えた。チェーン落ちらしい。完走が期待されていただけに残念。

 2,3周目よりはペースが速く、あまり位置も上げられずにアップダウンに入ってしまい、2つ目の登りでつりそうでちぎれそうになったが篠﨑さんが「あきらめんなー、緩むぞ!」と声をかけてくれてなんとかしがみついていく。しかし、路面ガタガタ登りでエネルギー的に踏めなくなりちぎれてしまった。あとは踏めるだけ踏んで下る。

集団では大落車があって運良くちぎれたので巻き込まれなかったが、恐ろしい。人が死ぬなんて思ってもみなかった。ご冥福をお祈り申し上げます。

下りで近大の選手と合流し二人で回して復帰を試みる。今までは海岸で緩んでいて35km/h以下だったので緩んでくれることを期待し、足を使い切ってしまわないためにあげすぎないで回そうと言ってそうなったが、後ろから追いついてきた鹿屋の選手が上げよう上げようという感じで仕方なく踏んだが全く縮まらず、さすがにもう無理だと思いちぎれてしまった。

終わった人生、おじママより。 写真がなくて頭抱えてる。

そこからはアドレナリンが切れたのか、吐き気とつる感じと腰の痛みが順番にきた。タラタラ走っていたが切られず、登ってちょっと行ったとことで耐えられなくなり、足をついたら動けなくなってドクターカーに回収された。

 ちゃんと走り切りたい思いもあったが無理してもそのあとがどうなっちゃうかわからんしな。

 

レースまとめ・反省

 早くに逃げが決まって集団が落ち着いていたため、予想より走れて楽しかった。クリテみたいなインターバル系は苦手だけど、やっぱロード系は向いてると思う。

体の痛みがでるのは非常によくない。おそらく、トルクをかけるために背筋をかなり使っていて、中高の時に卓球をしていたのもあり、左の力が強くなって負担がかかっているくさい。フェリーでめいてんにマッサージしてもらった時も左の背筋が張って、腫れていた。まずは整体にかかってみるのがいいのかな。あとは筋トレをしたい。要求される筋力に体が対応できていないので、積み重なったダメージでつってしまう感じがあるし、全体のバランスが整えば腰の痛みも改善されそう。でも体重がこれ以上増えるのはしんどいので、筋肉の単位体積あたりの筋力を上げる意識でやりたいと思います。

 補給を取るのは今回が初めてだったが、うまくはなかった。もっと意識して取らないといけないね。あと固形物はしんどくて食えないということが分かったのでジェル中心にもっておきたい。また、インターバル耐性のなさも、回復が遅れて補給をとるヒマがないことの原因な気がするので改善を図りたい。あとは減量。

 

監督、サポートに来てくれた金井さん、めいてん、事前練習で一緒に走ったりしてくれた他大の皆さんありがとうございました。

 

これから

 筋力アップ、練習環境のコントロール、体重管理の3点を重視していきたい。パワー向上とかはもちろんだけども。

 練習環境というと、体の痛みが出ないように対策するとか、しっかり走る部員を増やしていくとか、自分もコンスタントに練習できる状態を保っていくとか。そうして練習量を確保できれば体のコントロールもよくなると期待。

 あと、レース数をこなして補給をうまくとれるようになりたい。レースへの慣れ。今年いっぱいは20分パワーとか得意な領域を中心に地脚を伸ばして、来年はレースに向けてインターバル耐性とかつける余裕があるようにしたい。

 

オムニアムもでてぇ~~