UTokyo bicycle racing team

飯山クリテリウム
1日目 ポイントレース形式 16位
今回、飯山に出場した理由は、まず第一にRCSポイントを獲得し、今年度の選手権出場を確実にするためであったので、1日目はとにかくRCSポイントのために完走を狙うことを決定。そのためレース中はポイント周回には全く目もくれず。ポイント周回でペースが上がれば位置を下げ、その後緩んだタイミングで前に上がって延命することを繰り返し、ひたすら耐えて耐えて完走した。なお、その動きがあからさまだったため、PITに待機してくれていたチームメイトにもそのことが途中でバレてしまったらしく、レース後、あまりにも消極的だとブーイングを受けてしまった笑。でも、自分的にはこれで良かったので蛙の面に水。
2日目 ロードレース形式(中間ポイント賞あり) 20位(中間ポイント賞獲得)
1日目に無事完走を果たし、RCSポイントに余裕が出たので2日目は玉砕覚悟で積極的に動くこともできるというシチュエーションを得た。前半、散発的に逃げは生じるものの基本的に集団ひとかたまり。集団のペースはきついがついていくことはできるので基本的に前方をキープしながら進むと、3回目のポイント周回1周前のホームストレートでペースが緩んだときに、グンと踏んで抜け出すことに成功。数秒前に日大の選手が一人逃げしていたところに追いついた。ポイント賞が欲しかったためそのままの勢いで引き離そうという素振りを見せると、相手がポイント賞はいらないという意思を示してくれたため協調体制に入った。そのままポイント賞を獲得し、なおも4周ほど2人で逃げ続けることができた。まあ最終的には朝日大学が牽引する集団に捕まり、それからは集団にひらひらついていって結局20位ゴール。
クリテリウムで集団から抜け出し、ささやかながら結果を出すという経験は初めてだったので非常に気分が良かった。まず、周りのペースを見て、ライン取りも気をつけることで、自分のペースアップがただの集団牽引にならず、思い通り抜け出す形になったということが、非常に良かったと思う。また、実際逃げるというのがどういう感覚か、どれくらいの強度で踏んだら集団からどれくらいの秒差が得られるのかというところも体感できたということでなかなか収穫が多かった。
今回、自分で動いた結果中間ポイント賞をゲットするという形に落ち着いたわけだが、もしこれが最終局面なら勝利ということになるのだと考えると夢が膨らむ。飯山クリテ全体でも逃げ切りが決まるレースというのがいくつもあったが、それが全く自分に無関係な話ではなく、頑張れば自分にもできる時が来るかも、という実感が湧くようになったというだけでも大した成果だと言えよう。
今回の遠征にあたり朝早くから来てくださり、運転、アドバイスをしてくださった三宅監督、どうもありがとうございました。
先週1週間は、なんか生活習慣から機材整備から、全然いいところがなく萎えていたが、来週は重要な全日本学生クリテと1kmTT計測があるのでネジの巻きなおしである。