UTokyo bicycle racing team

白馬のレースレポートです。思うところがたくさんあったのでかなり長くなってしまいました。
7/29 白馬クリテリウム1日目 10位(2ポイント)
6月からこの2ヶ月間積めるだけのものは全て積んできた。どれだけ練習してきたか思い出しながらスタートを迎える。平日に何回恩方や小山田に行ったことか。
ちゃんと前方にいること、特に中間スプリントでポイントを取る気で走らないとそのまま勝ち逃げが決まってしまうだろうという予想もしていたのでその点を気をつけた。雨で路面はかなり滑りやすそうだったが、そこはレースが始まってみないとどんなものか分からないのでちょっと考えておく程度。展開次第だが先頭を引いたり、アタックしたりで足を使うことはほぼ考えておらず、最後まで余裕を残して集団で走ることを意識していた。
スタート後のローリングは狭いのに横に人がいて、だいぶ怖かった。リアルスタートまで3〜4列目くらいだった。リアルスタートになって集団が伸びたところでやっとスペースができたのですぐ前へ。そこからは5番手以内くらいで過ごす。
練習してきたおかげか、人の後ろについている分にはあまりきつくない。中間スプリントが近づくにつれてペースは少し上がったが、そのペースもそこまできつくない。フィニッシュ地点のストレートに入るコーナーの立ち上がりで先頭の人が一気にペースを上げたが、やや頑張るくらいですぐ後ろにつけたので一旦そこで落ち着く。前にも横にも人がいて抜けそうになかったのでそのままついて行く感じで3位通過。足をほぼ使わず2ポイント獲得。
そのまま先頭の6、7人ほどで前に抜け出す形になったのでこのままゴールまで行ってその中でスプリントだと思っていた。だが、4周目の鋭角コーナーで目の前で落車。乗り上げそうになる所を何とか急ブレーキと進路変更で回避できたが、集団は数秒先へ。必死に追ったが少しずつ離されて、追いつけずにゴールまで1人で走って終わり。あまりにもアンラッキー、残念な終わり方だった。
落車の回避は奇跡的で、落車しなかったのは良かったのだが、集団に戻れなかった。そこに尽きる。もっと踏んで追いつけよという話。

7/30 白馬クリテリウム2日目 15位
気をつけることは前日と同じ。前にいる、ヤバそうなアタックにはついて行く、自分からは動かない。
リアルスタートからずっと前にいることができた。先頭の6人くらいでローテし続ける感じで、自分は20〜30秒ほど前を引いて下がるを繰り返す。残り3周までは順調に進む。残り3周が宣言されてから徐々にペースが上がって立ち上がりと先頭引いた後にだんだんキツくなる。残り1周のストレートで7人ほどの先頭集団からちぎれかけになって次の立ち上がりで完全にちぎれた。最後の1周は全く踏めず、フラフラでゴール。最後の1周だけで岡野含め7人くらいに抜かれてリザルトは15位。完走の下から2番目だった。
ゴールが近づいてちょっとペースが上がった所でちぎれてしまうのは力がない。そこで生き残ってからが勝負。練習しましょう。

インカレ出場は消えたが、去年の長岡さんの練習日記と同じ感想で、今の実力で出てもただの参加賞にしかならないだろう。昇格するとは、インカレに出て走るレベルに至っているという意味である。自分はそのレベルにはいない。
クラス3で勝負する段階になったという印象だった。リザルトだけ見てしまうと全然だめじゃないかと言われてしまうが、自分の中では内容は良かったと思っている。ただもう一歩力不足なところがある。今回の2日間でレースの経験を大きく積めたし、次の勝利ににつながる試合だった。ペースアップやアタックがあって出力の上げ下げがあっても余裕で耐えて最後のスプリントで軽く勝つくらいの足をつける。
次のクリテリウムは11月の浮城で、しばらく先になる。そこまでしっかりと練習したい。まずは夏合宿。前半は福島の素晴らしい練習環境の中で乗り込んで質の高い練習をしていく。後半の長野はインカレ出る人たちが中心にはなってしまうが、その中でも自分のやりたい領域を集中して練習したい。白馬が終わって一区切りといった感じだが、福島でゆっくりと今後の練習指針について考えていきたい。
三宅監督、中村さん、朝早くから長距離の運転ありがとうございました。レース後の走り方や今後の練習についてのアドバイスもありがとうございます。自分でもこれから良く考えていこうと思います。
新谷は昇格おめでとう。取りたいと言っていた1位じゃなかったのは残念だったけど、とても嬉しかったです。これからはクラス2ですね。僕も早く追いつけるように頑張ります。