UTokyo bicycle racing team

6/24 全日本選手権ロードレース U23 9/11周 DNF

 TTに続いてこちらも、4年目にして初めての出場。前々日に飛行機で島根入り。前日に試走と松田のサポートをし、ゆったり準備して当日を迎える。もう少し緊張するかと思ったが、そんなことはなく普通に快眠できた。
当日も普段通りに準備してスタート。目標は完走。
1周目はぬるいペース。2周目の登りでガッツリかかる。かなりキツかったがなんとかついて行って、耐えた〜と安堵していると、同時出走のU17で落車があったらしくニュートラルに。せっかく必死こいてついて行ったのに、、、と思ったが仕方ない。その後、逃げを容認する雰囲気になって少し落ち着くが、モトがタイム差をちゃんと伝えてくれないので、ホームでのアナウンスでしかタイム差が分からず、タイム差をうまくコントロールできないため、ペースの上げ下げが大きかった。集団内の有力選手たちが、逃げが決まってしまうぞと連呼していて、ちょくちょく飛び出しを試みており、その度にペースが上がる。
5周目あたりから集団が追い始める。平坦のペースがガッツリ上がるので、自分の下りの下手さもあり、平坦に入る下り90度コーナーの立ち上がりがキツい。できるだけポジションを前にしてコーナーに入り、申し訳なさを感じつつ、中切れ製造機と化しながら耐えた。この辺りで脚はかなりキツくなってくる。
そして、7周目の登りで明暗を分けたふるい落としがかかった。補給エリアで有力選手達が前に上がってきてペースを上げ始めたので、ここが勝負どころだと明らかに分かったが、もう脚がない。どうすることもできない。どうしようもなく千切れる。
本当に絶望したが、ここで大量にちぎれたので大きなグルペットが形成され、しっかりローテも回るので、ここが完走最終便と信じてついて行く。1周ちょいで前のグルペットも吸収し、大きな第2集団になる。8周完了時点でタイム差が5〜6分。このペースで耐えれば行けると信じて頑張る。
しかし、なぜか9周目で第2集団が一気にペースダウン。前で大町選手がちゃんと勝負できそうだという情報を得たユーラシアの選手達が、仕事を終えたと踏みやめたような感じだったが、それだけでここまで落ちるとも思えない。明らかに登りが遅くなり、どんどんタイム差が開いてしまう。そして、9周完了時点でタイム差が8分以上になってしまい、足切り

終盤の逃げを吸収する場面でのペースアップで遅れるという、個人ロードと同じような形になってしまい、本当に悔しくてたまらない。勝負どころまで残っていられるだけの脚はついてきたが、肝心の勝負どころで耐えられる脚がまだない。
あと一歩という感覚のところまでは来ているので、院試があって中々厳しくはなってくると思うが、最後のインカレに向けてもう一段階上げられるように、これから頑張りたいと思う。

今回の全日本選手権出場に関しまして、OBの皆様から多大なご支援をいただきました。皆様のご支援がなければ、とても自分たちだけでは出場することはできませんでした。本当にありがとうございました。
また、補給等のサポートをしてくださった三宅監督と松田、荷物の梱包等を色々手伝ってくださった松田のお母様、ありがとうございました。