UTokyo bicycle racing team

9/1(インカレ2日目) スクラッチ16位
もともと今シーズンは、7月までのいくつかのトラックタイム計測と、クリテリウムの中で昇格し、トラック及びロードでインカレ出場権を獲得する事が目標であり、それに向けてトラックに入る回数を増やしたり、スプリント力を強化する練習を重視してきたりしたので、それら伸ばしてきた力が試されるスクラッチこそが自分にとって今インカレのメインイベントであった。
当日スクラッチの直前に行われたポイントレースで、集団が二分され後ろの方の選手は全員下ろされたという事を聞いた(アップ中で見ていなかった)こともあり、とにかく前の方にいておきたいと考え、本番も足の無駄遣い防止よりも位置どりに重きを置いて走る事にした。
レースがはじまると、前半は思っていた通りに前めに位置取り走る事が出来たが、残り6周あたり、自分は足も喉もカスカスになって苦しくなってきたタイミングで、集団は休むどころか一気にペースアップ。自分は取り残されてしまい、結局勝負に絡む事が出来なかった。後から監督から指摘された通り、考えてみれば前半、前方にいたのは有力とは言えない大学ばかりであり、そんななか集団分裂とか起きる訳なかったので、少し考え直して軌道修正する事が必要だった。
一方、これまで走ってきたレースなら、自分がきつくなってきたタイミングは他のみんなもきつくなっていて助かるという流れが普通だった。レベルの差を肌で強く実感させられた。これは今回の大きな収穫。
明日はロードがあるので、そこでも今後に繋がる何かを得たいと思う。
さて、今回のレースにおいては、サポートをしてくださった方々に一層深く感謝申し上げたい次第です。
不甲斐ない事に自分は1週間程前から風邪気味になってしまい、正直不安な中で本番に近づいていました。しかし多くのサポートのおかげで、本番、100パーセントの力を出す事が出来る状態にしてもらえました。
レースにおいて、結果は渋いものだった上、戦術面など見ても最善であったとは到底言えないものの、与えられた条件の中では全力で駆け抜ける事は出来たと思います。一応、サポートのおかげで出せるようにして頂いたパワーを、無駄にせず出し尽くす事が出来たという点だけでは、少しだけ応える事が出来たかもしれません、と思っています。
サポートの方々全員に非常に感謝しています。あと、特に、同級生の千葉と岡野ほんとうにありがとう。出走までの、体調面、メンタル面の両方で、2人のおかげで本当に助かりました。
明日も頑張ります。