UTokyo bicycle racing team

今日、自分はツイテいたとしか言えない。
もしくは、運を掴んだのだろうか。

2days木祖村 150人くらい出走。
まずは8kmTT。仲沢さんのゴットハンドによって、変則が神になる。ありがとうございます。しかしアップの時から足が最悪な重さ。緊張しているのだろうか。初のスタート台から発走し、後半にかけて上げていき、そこそこでゴール。これでロードレースのスタート位置は良くなった。イギリスのセミプロが1位。チャンプが2位。
続いてロードレース。81km。
チャンプ等の攻撃によって最初3周で既に虫の息。。4周目辺りから集団後方へ。まずい、完全に終わるパターンだ。。ただし、今回のレースはみなの実力の平均値がそこそこあり、集団後方=あと何周かでレース終了 ではなく、限りなく力を振り絞って食らいつく・・というのが続いた。
6周目、後ろにいたせいでのトラブル。目の前の選手が下りでクッションに激突しかけ、真後ろの自分は完全停止。ただでさえ切れかけていたのに、致命的な遅れ。ダッシュ+すぐに始まる登りで足が終わる。ただし、ここで取り残された選手がいくらかおり、オーベスト3選手でガン引きして、なんとトンネル前で集団の尻尾に復帰する。ここで3人ガッツポーズ。こんなことがあるなんて・・(ツイテるその壱)

そして次の周、大事件は起こる。みな疲れていた。落車の危険性は高まっている。後方にいて前の落車に巻き込まれるのはごめんなので(かといって前に行く力もない・・)、とにかく前の前を見て、緊急時はすぐさま止まれるようにする。
そして、事件は起こった。右左と連続するコーナーで落車発生。そこにさらに2名突っ込み、次に自分の順番がやって来た。。
急ブレーキするもまったく止まれるような速度ではなく、突っ込んでしまう。
ここで、少し冷静になった。心の声が聞こえる・・

「飛べよ」

ぶつかる直前まで我慢して、乗り上げる直前を狙って、一か八か、バニーホップで飛んだ・・

奇跡というのは起こすもので、なんとか自転車3台、人ふたりを飛び越え、最後の人の上に着地(ごめんなさい)。こけずに走り出す。(ツイテるその弐)
その頃にはイギリス人とチャンプ、安藤星人王子というレース前から分かっていた有力選手が抜け出しており、集団は落ち着いていた。チャンスとばかり一気に最前方にポジションを上げ、集団2位か3位でゴール。リザルトでは6位。TTよりかなりジャンプアップに成功。5月のテーマにしていたダッシュも存分に使うことができたし、ゴール前のちぎり合いもいい形で走れたと思う。それなりに成果はあった。疲れた。。

今日の奇跡を振り返ると、金城さんの一言が思い出される。いざというときは成功イメージが大切。
例えば崖から滑落したような時も、あの木に掴まって助かるぞ!!みたいなイメージを持ててる人の方が、瞬時に行動に移せて生存率が高いのでしょうか・・。