UTokyo bicycle racing team

いよいよ神宮クリテ。なんとしてもいい走りをしなければならない。
1月は学校が大変で全然練習できなかったが、2月に入ってからはかなり詰めて練習してきたので、調子は悪くない。
レース前は東工大中村君、立教野田君、東海大谷君なんかとチャリ談義をして、リラックス。
そしていよいよクラス1出走。監督から、とにかく序盤は無理をするな、完走が見えてきてから動けという指示。しかし、西薗先生には以前から「東さんはいい加減前で動かないと進歩しない」と言われていたので、守りに入るのはやめようと思っていた。
レース序盤からかなりハイペース。が、集団10番手くらいをキープしていれば、集団から遅れることはない。ここ最近スピード練習に打ち込んできたので、立ち上がりもスプリント時の掛りもまあまあ。が、案の定(?)コンタクトは吹っ飛び、お約束の裸眼状態に。
途中、早稲田十時選手がバイクと接触して吹っ飛んだり、鹿屋伊藤選手が目の前で落車したり、韓国の選手が激しい中切れを起こして慌てたり。結構しんどいなぁと思いながら走っていたら、集団はもう30人いないくらいに。
西薗は相変わらず逃げに乗ろうとするが、マークが激しい模様。逃げに乗れなかった場合は高木さんが積極的にひいてる。
僕も、次のスプリントは取りに行こう、と思うのだが、位置取りが激しくスピードもとんでもないので、なかなかうまくいかない。
16周終了。中間スプリントはあと一回。何もしなければ完走は間違いないだろうけど・・このままゴールスプリントまで行ってもずぶずぶ間違いなし。ならば一か八かいくしかない!と覚悟を決めて18周目へ。
さすがにみんな疲れているのか、集団は牽制気味。もうチームとして機能できるのは限られたチームだけだし、みんなゴールスプリントがちらついているようだ。スピードがない自分がアタックできるのはヘアピン前だけ。
スススっと前にあがり、ヘアピン前で一気にかける。弱小選手に追走してくる選手はいない・・か。もうどうにでもなれと思いながら、単独で立ち上がり、とにかくもがく。もがく。ゲロ吐きながらもがく。ゴールが遠い。。こんな長かったっけと思いながら最終コーナーへ。そこでつかまり終了。スピードの乗った集団には復帰できず、終了。ラスト1周で下ろされました。ちーん。

完走はできなかったが、よい経験が出来た。苦手の高速クリテリウムで、強豪選手に戦いを挑むできたのは本当に大きな収穫だ。ここ数ヶ月スピード練習に的をしぼってきたのが良かったんだと思う。やはりちんたらヒルクライムをしていてはダメなのだ。ロードレースはスピード&パワーだ。
この調子でもっと練習して、選手権レベルのロードレースでもいい走りをしたい。

今回は立哨の中村細川森泉、サポートに来てくださった監督、坂田、古居、内藤をはじめ、OBの方々や応援団の皆さまなど、多くの方々の力で良い結果を残すことができました。本当にありがとうございました。自分がサポートにまわる大会では、これ以上のサポートでお返ししたいとおもいます。
また、石川さんは最後の学連の大会でした。石川さんには高石杯をはじめ、色々とお世話になり、本当に感謝しています。また何かの大会でご一緒できればと思います。負けませんが(笑

来週は都ロードクラスAだ。なんとか完走したい。