UTokyo bicycle racing team

立川昭和記念公園のコースで六大学チームロードレース50km
コンディション雨、最高最低平均気温7℃
膝下にレッド1、攣りたくない膝上にイエロー3を塗ってローラーでアップ(30分くらい)
試走。高木さんがいない。予想よりもコーナーとアップダウンだらけである。本番に似たペースでコーナーに入る感じで走るがさすがに一回じゃ感覚はつかめなかった。ナンバープレートを付けたりしていたせいでスタートに全員ついたのは2秒前・・1秒前・・スタート!もちろんホルダーもなしだが悪いプレッシャーもなかった。スタートと同時に叫んで気合を入れ、ペダルはめてから勢いよく飛び出す。50kmのはじまり。
高木さんを1走にしたかったが、行けと言われたのでぐんぐんペースを上げてみる。が、後ろが全く来ないのでコミュニケーションをとりながら隊列を整える。コーナーで2回ほどブレーキって声がかかったけど、ブレーキはもったいないしどっちに曲がるか分からないから声は右!左!に統一。これは終始うまくいった。コーナー直後の坂で後ろがちぎられそうになるところも声を掛け合ってうまくいったと思うが、もっと綺麗にコーナーが攻められれば(後ろの人が真後ろではなくやや横につける感じ)かなりタイムが上がったと思うが、そもそも前が良く見えなかった。水しぶきはひどく、サングラス越しの目が腫れて痛い。3回に1回くらい普通に引き、あとは短め。5人いるし、みんなで分散したほうがいい。高木さんが早くも辛そうに見える。ケイデンスは80〜85。
2周目 ややつらいか。でもチームロード練習のほうがキツかったから耐えられる。呼吸が落ち着いているときは思い切って長く速く引いた。緩斜面では自分や大田がスピードに乗せていた気がした。逆に高木さんは登りでのダンシングが心強い。中野もペースを守ってがんばっている。大田は一回ギアから爆音を立てて落車かとぞっとした。早稲田に抜かれた。
3〜5周目くらい 腰と目が痛い。でもいつものこと。みんな同じ。辛いときは、超気持ちいい〜!とか叫んでた。ばかだ。途中高木さんが消える。4人でローテを二回くらいしたらまた5人に戻った。みんな驚いたが安心した。まだいける。一回後ろからクラクションと左に寄れと言われて、追い抜きかと思ってわざわざコース変えたらただバイクが1台抜いていった。?。タイムロス!そして2分前スタートの立教が見える。スピードが違うのであっさり抜く。最高。楽しすぎる。そして前方に慶応が見えた。慶応を前にしてやや上がってるかと思ったペースを落とした。楽しい。高木さんや東が辛そうなときは、間に人を入れたりと色々工夫して走った。喋りたいが口が寒さで固まって動かないので、いつも叫んだ。そして東がついに連結解除。
残り半分 寒さで体が固まりだす。DHバーを持つ手が感覚をなくす。肩が固まってしまいダンシングがうまくきまらない。これが一番しんどかった。しかたなく下りでもりもり踏むことが何度もあった。ほぼアウタートップ。でもチームロード練習のほうがキツかった。中野でペースが落ちだす。なら自分がと思うが、どうもキレがない。でも緩斜面は長めに引いた。大田がだんだん頼もしくなってくる。高木さんは着き位置が多くなる。
スト2周 攣った。スポドリとストレッチでごまかせた。ペースが落ちているために立教に抜き返される。だがまた抜く。だがまた抜き返される。だがラスト2kmは大田が個抜きをはじめ、最後は突撃命令をかけてペースアップし、並ぼうとする立教をばらばらにしてゴールイン。
レースは終わったが、どうも歯がゆい。シーズンなら多分こんな順位にならないからだ。やはり寒い中強度を上げている人は少ないのか。ただ、たるみやすい時期にチームロード練習ができたことは非常に良かった。チームの結束もより高まったと思う。これからもみんながんばるぞ。ゴールしたが特に開放感もなく、部活としては最悪だった準備の反省が始まる。言ったのにやらない部員は自己責任もあるが、なぜやらなかったかの原因を考えると、やはり自分が役割を果たせていなかった。重要性を伝えきれていなかった。
この日記を書いている今は落車の後で体が痛いし、寒くて暗い12月だが、おそろしくモチベーションが上がってきている。自転車競技が楽しい。みんなついてきてね。