UTokyo bicycle racing team

一ヶ月ほど前から始まった荒川練では、かなり調子が良かった。周りが千切れていく中で最後まで高木さんについていくことができるようになっていたし、苦手の平地でも多少の自信はついていた。
が、本番一週間前に大流行中のノロウイルスにかかってしまう。練習どころではなかった。
不安を抱えながら当日をむかえる。機材準備や招集場所の場所がわからず手間取り、寒いなかほとんどアップできず。
ドタバタとスタート。最初はキツさはそれほど感じなかった。むしろ寒さがこたえる。この季節、この雨、いくらインナーを着込んでも半袖アームウォーマーでは無理がある。
微妙なアップダウンが体力を奪っていくが、平地区間で先頭に出るときは、とにかくガシガシ踏んでいった。立教を抜いた直後慶應も視界に入ってきて、テンションが上がる。
が、7周目に入ったところで急にふくらはぎがつり出す。平地だけのチームロードなら付き位置で凌ぐことが出来るが、嫌なアップダウンがあって付いていけなくなり、あっけなく千切れてしまった。インカレ予選もそうだったが、千切れる瞬間というのはほんとアッという間だ。
他のメンバーに迷惑をかけて申し訳ないです。あそこで踏ん張れれば慶應に勝って3位入賞も出来たかもしれないのに。。
反省点
・準備不足
 平松さんからの指摘もあったように、今回は機材準備にしろアップにしろ、準備が悪すぎた。有田さんは2時間前からしっかりアップして、万全の体制で試合に臨んでいた。アップの時間をもっととって体を温めておけば、結果は違っていたかもしれない。
・ペース配分
 立教を抜いてから舞い上がってしまい、ペースが上がりすぎたと思う。結果的に慶應は抜けず、立教と抜きつ抜かれつになってしまった。あそこで一定ペースを保てば、無駄な体力の消耗は抑えられたはず。
チームロードでは常に声をかけて、全体のペースを保つ役割の人が必要だと思う。