UTokyo bicycle racing team

12/2 宇都宮シクロクロス ろまんちっく村day1 C4B 6位 -1:02.5
始発で行ったものの、試走時間にぎりぎりで駅から会場までの15kmは全力で飛ばした。おかげで間に合い、試走は2周。コースは、一周2.8km、8分前後で、テクニカルなMTBシングルトラックやキャンバー区間、長い直線、パワーとテクニックを要するサンドセクションからそのまま三段坂、階段へとつながる部分など、テクニックも必要だがパワーがあればそれで十分カバーできるレイアウト。直線での伸びを優先して前後2.0barで試走してみたものの、MTBコースの下りでグリップが足りないようだったので結局1.6barまで落とすことに。試走の段階では霜が降りていたため跳ねやすく滑りやすかった芝区間は、出走までには乾いているだろうと判断した。
スタートは2列目から。初めの舗装路で4番手あたりまで上げ、芝区間で2番手、サンドセクション、三段坂へとそのまま進む。この三段坂の途中でバイクを降りランに切り替えようとしたときに滑ってしまい5番手、さらに先のMTBセクションの急な下りでコースアウトし、大きく遅れてしまった。ここは試走の段階ではライン取りさえうまくいけばノーブレーキで行けると判断していたが、結局試走で1回だけ試したそのラインをちゃんと覚えていなかったことによるミス。
その後直線で追い上げていくつか番手を上げるが、滑りやすいキャンバーで後輪を滑らせてまた遅れ、2周目に入るころには前と大きく離されて暫定7位の2人パックとなった。この周は追い上げで脚を使っていたこともあって後ろで相手の様子見。脚は同等だがテクニックではこちらに分があると判断したため、後半のキャンバー手前で先頭に出て、コーナーのたびに抑えて脚を削る。キャンバー区間が終わりシケインを超えたところで先頭を代わり一息ついて、3周目に入ってすぐのサンドセクションで踏んで差をつけると、あとは踏めるところは踏み、滑りやすいところではミスをしないようにして、前方から遅れてきた選手を抜いて6位フィニッシュ。
コースが違うため単純比較はできないものの、前回に比べトップとの差は半分近くになったため改善したとはいえるだろう。砂は未経験だったが、踏み方のコツさえ掴めれば意外と走れたことは収穫であった。先週の小貝川常設コースで練習したような平坦でのコーナリングスラローム、急な坂の上りのような動きは大きく上達したものの、練習できなかったような場面ではことごとくミスを出してしまった。朝が慌ただしかったせいで4時から出走の10時50分まで何も食べておらず、空腹でいまいち踏めなかったのは情けないミスである。また、砂と三段坂で足を使ってからの階段がとてもきつく、毎周頂上でフラフラになっていたので、こういった負荷に慣れるためスクワットなどの練習も必要かもしれない。