UTokyo bicycle racing team

3/18 九州チャレンジ U-23 6位
全日本選手権出場資格獲得

事前にGoogleストリートビューで見ていた感じからすると、細くて路面の悪い区間があってヤバそうなコースだと思っていたのだが、試走してみると道がめちゃくちゃ綺麗になっていた。テクニカルなコースが苦手な自分としては、ありがたかったが、同時に逃げは決まりにくいだろうと予想された。
いずれにせよ、エリートと混走で人数が100人を超えているので、前を取らないと話にならないことに変わりはない。
コースは基本平坦でメディオで1分半弱、ソリアで1分弱の激坂がゴール前1.5kmぐらいのところにある感じ。あと、残り2.5kmぐらいの所にも、すごく短いが激坂がある。

目標は表彰台。最低限の目標として15位以内での全日本資格獲得。

スタートから人数を揃えている鹿屋が代わる代わるアタックをかけていく。その都度誰かしらがチェックに入り、集団もペースをあげて追従していく。初っ端で決まるならそれもありだと思ってたので、最初は自分も何度かチェックに入っていたが、2周目からは決まらなさそうな雰囲気を察したので、集団内でポジションを下げない程度に対応した。しかし、何発打つんだいい加減にしてくれという感じで、本当にキツかった。3周目ぐらいまでそれが続き、10名弱がほんの少しだけ抜け出したところでやっと落ち少し着く。自分は逃げには乗っていなかったが、逃げとは最大でも10秒程度(多分)しか開いてなくて、それ以上広がる気配もしなかったので、集団前方で束の間の休息を享受した。1周足らずでその逃げも吸収されるが、流石に疲弊したのかもう鹿屋はそんなにアタックを撃ってこない。5周目6周目あたりは淡々と距離を消化していく。明らかに激坂のペースも落ちていた。
このままだと集団スプリントなので流石に何とかしたくて、最終周の短い激坂でアタック。しかし、いかんせん短すぎるので大した秒差もつかず、誰もついて来ない。仕方なくすぐ吸収される。これは後から思うと全くいらない動きだった。
その後30人程の集団のまま激坂へ、直前のアタックが効いていてかなり苦しい。集団前方20人ほどがまとまって激坂をクリアし、そこから少し遅れる形で激坂をクリア。何とかその後を踏んで、最終コーナーまでに前に追いつく。しかし、25名程もいる集団でケツからスプリントしても話にならず、全体としては22位。混走なのでU-23では6位。最低限の目標しか達成できなかった。

反省としてはやはり無駄なアタックだろうか。あれがなければ激坂でこぼれることもなかったと思う。経験不足とレース感の無さが露呈してしまった。ロードレースをまともに走れた数が本当に少なすぎるのである。そういう意味では最後のインカレまでレース数も限られている中で、まともに走れていい経験にはなった。
良かった点としては100人以上の出走で、道幅細めのコースだったにも関わらず、集団前方に居続けられた点である。最初から最後までちゃんと前にいたロードレースは昇格した美麻以来なので、少し自信になった。

今回の反省をしっかり頭に刻み込み、またコツコツと練習を積んで、個人ロード、全日本、インカレに臨んでいきたい。