UTokyo bicycle racing team

最後のインカレロード
今回のコースの登りの勾配はきつめで不安であったが、今までの試合は集団についていこうと躍起になりすぎているところがあったので登りに関してはあくまでマイペースで踏むことを心がけた。
2周目までは登りの進入位置も後ろ目でペースも速かったが、みんな坂の後半ではたれてくるので自分はあくまで一定強度で踏む。これで500W以上出す時間が大幅に減らせ楽にこなせた。
3,4周目は楽なペースだったが、逃げとのタイム差が一定になるどころか7分というタイムアウトすれすれまで広がっていく。ということはそろそろペースを上げにかかってくるので4周目完了時は補給を取りにいかず前方に一気に上がった。
5周目に入り最初のくだりでもポジションを落とすもののやや前のほうで登りに入り二段坂をクリア。その後の下りで最後尾近くまで落ちてしまい激坂のペースもかなり速かったが、それなりに脚のありそうな人が結構ちぎれていたのと、毎周回激坂の直後はペースが落ちてくれていたことを考えて無理についていこうとせず集団とそこそこの間隔を保って遅れた。
平地区間に入って10人ほどの追走を形成し、6周目に入って集団復帰。ここは上手くやったと思う。
ところがその後の二段坂に入って2つ前の選手が突如バースト。1つ前にいた立命がそれにつっこんでこけ、自分もそれに突っ込んでストップ。走りだしたころにはまだ集団は見える位置におり、2段坂はまだちゃんと踏めたが激坂に入って脚が動かなくなり、周りにも人がおらず完全に終わった。
このときバーストしてた選手や、激坂前でメカトラでとまっていた黒枝選手はスイスイと激坂を進み集団復帰していた。完走する選手との差はこれか・・・。これじゃあもしトラブルなくてもあと2,3周長く走れたかどうかだろう。
トップから7分も遅れてる集団からきれるとさすがに通してもらえるわけはなくこの周でリタイア。全国大会で結局完走することは1回もできず残念だったが、後輩がつかんでくれた北海道という最後の望みにかけることに。
いまさら試したマイペース走法ですがかなり有効だった。1年も試合とかで試してくれたらうれしいです。
中村、林、中野、和泉、福田、前日の夜遅くまで準備してくれたことをはじめサポート本当にありがとう。
中村さん、休暇とってまではるばるいらしてくださり本当にありがとうございました。卒部しても中村さんのように部に貢献し続けていきます。
OBの皆様も応援ありがとうございます。監督も毎度ありがとうございます。
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ちなみにさっき院試の発表がありました。院生にはなれるそうです。第二希望の研究室でしたが。