UTokyo bicycle racing team

3/18(日) 守山野洲川クリテリウム クラス3 2pt 9位
前回の反省を活かして頭の中で何度もシミュレーションをしてレースに臨んだ。プランとしては6周目の登りでアタックをかけて最後まで逃げるつもりだった。
バイクチェックに向かうのがやや遅かったようでほぼ最後方からのスタートとなった。最初の3周くらいはほぼポジションをあげるための周回となってしまったが、そこまで脚は使わなかった。幅の広いホームストレートや緩い登りはもちろん、リスクを冒して土手でもポジションを上げて何とか集団の前方に出た。前方には出たものの2回目と3回目のポイント周回には全く絡めず。6周目は集団のペースが割と速く、アタックをしかけられなかったので誰かがしかけたら絶対に乗ろうとプランを変えた。
3回目のポイント周回後の7周目の登りで朝日大学の選手1名のアタックが自分の前で起こったのですかさずそれに乗った。さらに朝日大学1名を含む2名がそれに乗り、4人の逃げとなった。人数の多い朝日大学の2名が絡む逃げだったので、集団を朝日の選手がコントロールしてくれるだろうと思って思い切って行ったが8周目に入るところで吸収された。(あとで話を聞いたところ、岡野さんと朝日大学の選手3名ほどが集団を抑えてくれていたが、他の大学の選手が土手を抜けたあとの下りで集団のペースアップをはかったらしい。)吸収されたところでポジションがめちゃくちゃ下がりそうになったが、ここで下がったら終わりだと言い聞かせて何とか集団前方に踏みとどまった。
2回目と3回目のポイント周回のときにポイントを取っている選手が一番右から差す傾向があるのが分かったので、8周目のホームストレートに入ったところで割と右側にポジショニングした。だいぶ苦しかったが何とか集団のペースについていき、カーブを曲がったところで予想通り右の大外から1人選手が上がってきたので全力で踏んでその選手に乗った。フィニッシュライン寸前までその選手についていって、最後は差して3位の2ptを獲得した。
9周目の登りに入る手前で岡野さん含む4名ほどのアタックが見えたので集団をおさえようとしたが、アタックに朝日大学の選手が含まれていなかったため朝日大学の選手を中心に集団のペースが上がり結局逃げは吸収された。
ラストの周に入る手前のホームストレートで同志社大学の選手が逃げるのが見えたのでそれに乗って3人ほどの逃げの形になったが、同志社大学の選手がホームストレート後のカーブで落車してしまい、人数的にも厳しくなって登りで吸収された。その後も集団前方で粘ったが、ラストのスプリントには絡むことができず、2pt止まりとなった。
今までのクリテの中では確実に一番積極的に動くことができたレースだった。4人逃げができたときは朝日大学の思惑とも重なったのでいけるんじゃないかと思ったし、最終周の逃げに乗れたときもいけると思ったがなかなか上手くいってくれなかった。ただ、これを続けていけばいつか逃げ切ることができる気がするし、今回のレースで逃げてもそこまで脚が減らないことも分かったので走り方の幅が広がったと思う。
また苦手意識を持っていたスプリントでポイントを取れたのが素直に嬉しい。合宿でスプリントが強くなったのかあまり変わってないのかは分からないが、今の脚力でも工夫をすれば一応勝負には絡めることがわかった。しかしやはり勝つためにはスプリントの強化が欠かせないことも分かった。
昇格はできてないし順位もイマイチなので決して満足してはいけないが、今までの中で一番収穫が大きかった。長時間の領域はそこそこ戦えるという自信と短時間の領域はやはり伸ばさなければいけないという課題を如実に感じ取ることができた。次の学連のレースまでやや時間が空くので必要な練習を徹底的にやっていきたい。
応援してくださった白石OB、金子OB、橋都OB、旅行班のOBでいらっしゃいます守山市長の宮本様、ありがとうございました。
一人でサポートしてくださった長岡さん、本当にありがとうございました。長岡さんの「強気に行け」というアドバイスのおかげで積極的に動くことができました。
井上さん、新谷さん、全日本の出場権おめでとうございます!
レジアス組、東京までの運転頑張ってください!