観戦の感想
- スプリンターと逃げの組み合わせはとても強力。どっちに転んでも勝てる必勝体制。
- 逃げにチームメートがいれば、スプリンターは集団に居座るだけで圧力として機能する。
- 逆に逃げにチームメートを乗せられていないと、スプリンターは無力。集団スプリントに持ち込むために、延々と牽くことを余儀なくされる。
- つまり、ピュアスプリンターが活躍するには、逃げに乗ったり、自分を牽引してくれるような、戦況に応じて柔軟に動けるチームメートが必要である。単独ではなかなか万全の体制でスプリント勝負に持ち込むことは難しい。
来年度に東大で何人も強い選手が出てくることは期待はできない。だから、クリテリウムで単騎でも勝負できる選手の能力について考えたい。まず、ある程度のスプリント力。レース展開に応じて、スプリンターの脚を削ったうえで集団スプリントに持ち込んだり、あるいは逃げの数名のスプリントに持ち込んだりして、勝てる程度の力が必要。次に、数分間の独走力。単騎の場合、逃げが逃げ切りそうなときには、自力でブリッジをかける必要がある。スプリンターが自分のいる集団に残っている場合には、自分の足で彼を振り落としたり、削ったりしないといけない。最後にインターバル耐性。一人で勝負を完結させるためには、何回も自力で動かねばならない。まとめると、そこそこスプリント力があるパンチャーなら、自己完結した勝負ができる。
自分は今考えたような選手になって、全学クリテ、神宮クリテで勝負したい。落車したり、けがが治って復帰しようとしたタイミングでさらに体調崩したりしてしんどかったけど、まずは1月の川島クリテで勝って、神宮クリテ大学対抗の出走権を得るために頑張る。