UTokyo bicycle racing team

RCS第1戦・JICF オープンロード・クラス3

出走63名中5

 

レース展開

  • 1周目からペースがカチ上がる(ベストラップは断トツで1周目だった)
  • 3周目からペースダウンするも、気づいたら人が減っていた。
  • 4周目あたりで僕がボトルを落としてしまい、集団後方に下がる。
  • その周回の秀峰亭でセレクションがかかる。後ろにいたので出遅れたが、なんとか追いついた。この時点で7名程度まで絞られる。
  • 12名が抜け出し、12周くらいで吸収されるのを繰り返す。
  • 1人がスルスルと抜け出し、さらにもう1人が追走に入る。これが結果的に勝ち逃げとなる。自分は結構辛かったし、今まで12名の逃げはすぐに吸収されるのを何度か見てきたので、集団に残る。
  • ペースアップで集団から1人こぼれて集団は4名に。
  • ラストラップ進入時に、逃げとのタイムギャップが30sと伝えられる。追いつかないだろうという空気が広がり、牽制が入ってペースがガクッと落ちる。
  • そのままゆっくりペースで最後の秀峰亭の登りへ。坂の入り始めは様子を窺いつつゆっくり登る。朝日大学の選手→自分→大関宙選手→日体大の選手の順番になる。朝日大学の選手が早めにかける。ついて行ったが途中で脚が売り切れて、もう踏めなくなる。大関宙選手に抜かされる。そのままフィニッシュ。

 

反省点

  • シートチューブ側につけていたボトルを落とした。この位置のボトルは漕ぎながら抜き差しするのが難しい。補給を受け取る前提にして、ボトルを1本しかもたない方が良さそう。
  • 集団先頭で休みすぎたせいで、逃げを捕まえられなかったのかも。上りでは、休みすぎずにペース維持して逃げを追えばよかった。(逃げまで最後10秒差くらいだったらしい)特に4名だと、他人任せにしてると誰もペースを上げてくれない。
  • ゴールスプリントで朝日大学の選手と大関宙選手に置いていかれたあと後ろを振り返ったが、無意味。前の人と距離が開くと、後ろを振り返るくせがあるが、自分で前に追いつかないといけない場面でやる意味はない。
  • 昨年度の行田クリテで、単独ブリッジをかけたのに結局逃げに追いつけなかった経験をまだ引きずっていて、自分から飛び出すことに不安感がある。いつまでも集団内で様子見では、足を残してスプリントで勝つしか道が残らない。中盤までに足が削られてきていたり、スプリント強そうな選手が集団に残っているなど、自分がスプリントで勝てないかもしれないと思っているなら、緩んでいるタイミングでエスケープしてしまうのも手。集団から見えないところまで離せば最終盤では集団は2位争い・3位争いのお見合いに入って追ってこないことも多い。(今回のレースはまさにそうだった)今回のレースでも、中盤以降抑え目のペースで淡々と距離を消化しているだけの時間は結構あり、勇気があれば飛び出すことは可能だった。不安感を無くすためにも、JBCFやホビーレースで自分から仕掛けて逃げ切る経験を積みたい。
  • スプリントで勝てると考えて集団にステイするのは戦略だが、一人で飛び出すのが不安だから集団に残るのは、ただ勝負を先延ばしにしたい臆病心だ。せっかく人数が絞られた集団に残れたのに、自分から仕掛けて失敗して勝負から脱落したくない、誰か強いやつがペースあげて、誰か弱いやつが勝手にいなくなってくれるかもしれない、集団にいる7人のうち上位4人も昇格できるのだから、いま自分から仕掛けてリスクを取りたくない、そういう他力本願で非戦的な心理が勝利を遠ざける。人数が絞られた先頭集団に残れているとか、自分がいい位置にいればいるときほど勝利は近いはずで、そういうときこそ攻撃的な走りをして勝利をもぎ取りにいかねばならない。「ロードレースに勝者はひとり、勝者以外はみな敗者」レース中は常に肝に銘じて走りたい。
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三宅監督、サポートで来てくれた西村さん、ありがとうございました。レース中にボトルを落としてしまったので、もし補給がなければ、途中で水不足でDNFしていたと思います。