UTokyo bicycle racing team

全日本選手権エリート 6/13周DNF
昨年のツールド北海道完走により出場資格を得たレース。周りは殆どが自分よりも強い。しかも厳しいコース。でも根拠のない自信でもって、完走はできると信じて臨んだ。登りが長めなのは相対的には得意だろうと思ったり。
1周目。いきなり登りのコース。思っていた以上に速いペースできつかったが、集団内でクリア。下りは恐怖心で足をやや無駄に使ってしまう。海岸線沿いは向かい風で、集団内にいる分にはかなり楽。ずっと後ろの方にいたが、海岸線から逸れて緩く登り始めるところでポジションを上げ、集団中ほどで2周目の狭い登りに突入。
ここでもペースが速い。きついけどなんとか集団内で登り切った、と思ったら最後の激坂が残っていた。目の前の壁に心が折れかけ一瞬足が止まってしまうが(振り返ってみればもっと頑張れよと言いたいところ)、気持ちを取り戻し、集団からやや遅れたところで登り切る。10人くらいの集団に入り、海岸線沿いをしばらく走ったところで緩んだメイン集団に追いつく。しかし、吐き気が止まらない、というか吐く。ドリンクを含んでなんとか回復をはかる。
集団の最後尾で3周目に突入。始めからもうきつい。2周目の反省を生かし、オールアウトする前に早々に千切れてイーブンで登る。奇跡的によい後続集団に入ってくれと願うが、そんな願いも叶うわけなく。というか早々に千切れすぎだし、イーブンのペースも遅すぎだわ。ああ、こんなにも早く終わってしまうとは‥、なんて弱いんだと絶望しながら一人から数人で回していくと、海岸線沿いで後ろから10人くらいの集団が。意外と強そうな人も千切れてたんだなとか思いつつ、それに乗ってゴールラインへ。
序盤は集団から1分差で切られるとのことだったので終わりかと思いきや、通される。驚いたが、それなら頑張ろうと気持ちを立て直して登る。が、千切れる。ああ終わったと、また一人から数人で回していると、後ろから10人以上の大きめの集団が。行けるだけ行こうと、これに乗って5周目に突入。なんとか集団内で登り切るがもう限界。ツキイチで6周目へ。その登りでは流石に千切れ、あとは数人でゴールラインへ帰還。6周完了でDNFであった。
千切れた時は序盤すぎてわざわざサポートに来てくれた浦に申し訳なくてたまらなかったが、2周目完了時に1/3強が千切れていたということで、実力的には頑張った方だったかもしれない。勿論いろんな人を巻き込んでいるからにはもっと実力をつけなければならないのですが…。
集団が緩んだのは4周目からだったとのこと。2周目でオールアウトするような走り方をしなければ(試走して分かってたのに…)とか、下りでちゃんと前の人について無駄足を使わないようにしていればとか少しの改善点はあるが、そこまで残るには実力が足りなかった。
わざわざサポートに来てくれた浦、応援に来てくださった水田さん、しばらく前からアドバイスをくださった監督ありがとうございました。しばらくはレースがないので、じっくりと練習を積んでいきたいと思います。