UTokyo bicycle racing team

遅ればせながらインカレのレポートです。2週間に及ぶステージレース(期末試験)の真っただ中より報告します。

山中湖、愛媛、鹿児島合宿を通してレベルアップしていたのは実感していたので、初のインカレでどこまで通用するのか楽しみにしていた。

1周目の長い登り、練習よりもゆっくりのペースでひとまず安心。中盤でスタートしたので何とか前へ上がりたかったが、真ん中の方で埋もれてしまい前にはなかなか出られず、そのままトンネルへ。トンネルといえば木祖村での落車も経験していたので、車間を空けて慎重に走っていたが、その甲斐も無く落車に巻き込まれてしまう。半分くらいの人が巻き込まれたのではないかという印象。怪我はなく自転車もハンドルがゆがんだだけで走れる状態だったが、ハンドルが前の人のスポークに絡んでいたため引き離すのに手間取り大幅タイムロス。それでも後ろを見るとまだ人がいるし、諦めずにみんなでまわし集団を負う。他校の有力選手も多く巻き込まれていたので、グルペットを大きくして、平地、下りをみんなでまわせば、何周かかかるにしても集団復帰できたのではないかと思うが、大きなグルペットはできなかった。数人のグルペットを作っては崩壊、吸収を繰り返して走るも3周で下されてしまった。

今回のインカレは地元鹿児島の方が開催にあたって本当に盛り上げようとしていただいてるのがひしひしと伝わってきて、非常に勇気づけられありがたかった。横断幕に、サドルパンに、各大学のプレートに、温かい声援。。。また、グルペットや一人で走っていても他大学の方に声援をいただいた。ありがとうございます。そして、スポンサー様をはじめ、メニューを相談していただいた柿木コーチ、遠方から駆けつけてくださったOBの方々、忙しい中運転、アドバイスしていただいた監督、出走前日に快くディレイラーの部品を貸してくれた吉田、サポートにかけつけていただいた西岡さん、清水、内田などなど、今回もたくさんの方の優しさによって走ることができました。感謝しきれません。みなさんの応援、やさしさにふさわしい結果が残せなかったことが、残念でなりません。

とりあえずこの悔しさはテストにぶつけてきます。
ありがとうございました。 
都倉 薫