埼玉クリテ12月ラウンド
いよいよシリーズ線も終盤となって残るは埼玉3戦と神宮のみ。貯金はあるが油断は禁物。
今回は駒を揃える中央と圧倒的な持久力を持つ法政の青柳選手を軸に試合が動くと考えられた。しかし、いつもの埼玉と異なり風も弱く、いまいち展開が読みにくい。さらにシリーズポイントのことを考えておく必要もある。
後方にいるとこのコースは直角コーナーの連続でペースの上げ下げが激しいので、スタート直後から実力のある選手は次々に前に出る。僕も積極的にリスク回避のために前方へ。
最初のスプリントは少し位置取りが悪く、前をふさがれてしまったためにあきらめて静観していると、ひゅひゅっと堀内選手が前をかっさらってしまった。いきなり分が悪いことになる。2周目もうまくいかず、3周目でロングスプリントを使ってやっとこさ一度一位通過。
その後ついてきた青柳選手としばらく逃げようとするも、あまりにも集団有利。集団に戻っても後方の連中がしゃべっているぐらい余裕だったようだ。(こっちはけっこーがんばってたのに!)
中央トレインが(1)郡司選手ー(2)飯野選手ーと来たので(3)自分とか割り込んだりして応戦。しかし飯野選手のパワーに圧倒されて一位通過はなかなかならず。合間に確実に毎回スプリントをかけられるタフな青柳選手がポイントを1位通過ではなくとも積んでいく。
で、7周目にふっと前とあいた差をつめようとするときに、中央の二人と(郡司選手と堀内選手)もろにお見合いして試合終了。その後信州と東海、明星、十時君が完全に捨て身で協力すれば追いつく可能性もあったが、中央は飯野選手を送り込んで引けないし、僕は堀内選手と同じ位置にいればそれでよく、足を使ってゴールスプリントで不利になる危険を冒せない。
そこからはずいぶんつまらないスローペースになってしまった。
最終周に入ると東海と信州がピューッといってしまい、4人(中央二人、十時君、僕)は彼らをいつでも捕まえられるにも関わらず、スプリントのために動けないという奇妙な状況。あっさり終わるのもいやだったので、普通ではちょっと考えられない長めのスプリントを意地できめる。が、最後に堀内選手に差される。
約26秒つづいていて最高980W、平均804Wという間違いなく今できるベストのスプリントだった。毎回900Wぐらいでポイント争いできるが、継続時間はずっと短い。
結果は5位でした。
寒い中サポートにきてくださった監督、ありがとうございました。