UTokyo bicycle racing team

全学TT

TTT 優勝!!

人生で一番しんどい思いした。

 

手厚いサポートにより落ちいたスタートを切れた。機材パワーで練習よりペースが4km/hほど早く、TTバイクに乗り換える前くらいの強度でじわじわきついがまあ1時間はもつかなという感じ。少し気が抜けたらフッと離れそう。往路復路通してav50km/hくらいで優勝ある?など、ひたすら後ろについているだけなのでいろいろなことを考えてしまう。

ひとつめの折り返しでポカリ飲み忘れて途中で飲む。きつくなってきて余裕がなくなってくる。二つ目の折り返しで金子さんが突っ走っていったがとりあえず折り返してボトルを取る。1個目のボトルを吹っ飛ばしてしまうがすぐ2個目を取る。ちょっと飲んであとは体にかける。ここで篠﨑さんが「余裕ある?」と聞いてきて、少し休憩したのと、きついだけで踏めはしそうなので「あります!!」と答えておいた。

二周目に入ると金子さんが慌てたのか56km/hくらいで入っていきとんでもなくきつい。さっきよさげに答えておいたが、先頭入ってなどと言われてはたまったもんじゃないので交代の際に「ツキイチ~」とか「入って~」などと叫んでおく。しばらくすると崩壊してる中央とすれ違い、あるな~と思いながらヒイヒイ言ってついていく。

折り返しが見えて少し車間が開いてしまうが折り返しで良かった。ここらへんでもう限界がすぐそこなんじゃないかと思っていた。ペース落としてもらうことも頭の片隅によぎるが後ろにはSHO吉田さんがいるし、これで負けたらということを考えてひたすら黙ってついていく。途中で沿道から30秒とか聞こえたが先行なのかどうかを聞き分ける余裕などない。ただ脳死で下を向いたままペダルに体重をかける。
テントが見えたら気持ちが楽になった。残り200mで金子さんの横に並びに行ってゴール。ゴール後1時間は座るのもしんどいほどケツがおかしくなっていた。

 

ITT 45:08 41.5km/h 64/82位 av269w

 

朝のやらかし。起きた瞬間ケツが痛すぎてDNSを覚悟したが出走前の気持ちの高まりによりかろうじて踏める。TTのケイデンスは82くらいがよいが脚を終わらせないように90前後で行くことにした。

スタートするとすごい追い風。気持ちよく踏んで45㎞/hくらい。往路は275wとそこそこ出ている。折り返すと結構な向かい風で40km/hを死守したかったが2:30,300wくらいで心が折れてしまいあとは垂れんように走る。

 

振り返り:パワー出てなくね??ポジションがきつすぎたのか?今回は空力重視だったがもう少し踏みやすさを考えるべきだったなあと。あとはTTバイクに乗る時間が足りてない説がある。

 

サポートしてくれた部員とOBの皆さん、監督、命削って機材整備してくれた金井メカニック、データからのアプローチを与えてくれた柿木さん、早朝でしんどい練習に毎回来ていただいた金子さん、ありがとうございました。

2年生なのにこんな機会をいただけて最高です。