UTokyo bicycle racing team

満足ITT

6/6 ITT 43'03(43,48km/h) 選手権クラス39位

TTTで追い込み切れなかったこともあって、疲労はそれほどでもない。今日もスタートまでは割と順調だったが、アップが雑すぎた気はする。今度からちゃんとマージン取りまくってレース前補給とアップを詰めたい。

目標は設定しにくくて悩んだがなんとなく43分を目指すことにした。昨日の反省からびびらずに突っ込み気味で入りたい。

往路は、追い風だったのか分からないがかなりスピードが出て、45km/hくらいの区間も多かった。43分だと43.5km/hくらいなので少し速いくらいかと思ったが、4分の1と3分の1の位置でのタイムはきっちり43分ペース。折り返しでは早めに緩めて休むのには成功したが水を飲み忘れて折り返してから飲んだ。ミス。ここでもきっちり21分30秒と恐ろしいほど目標ペースを守れていた。

復路は少し垂れ気味で、ずっと実際より1%くらい上ってるような感覚だった。41km/hを割る場面もあり、気を抜くとしっかり垂れそうな感じ。20km地点あたりですごい速度差で何かに抜かれたと思ったら3分後スタートの留目くんだった。時速にして5km近く速いわけだからあの迫力にも納得である。残り7kmあたりからは43分が割と現実的になってきて、気を紛らわすために距離表示のたびに何キロで走れば間に合うのか計算しながら走ってた。個抜きと思えば頑張れるなと思って(個抜きやったことないけど)残り4kmくらいから上げようと思っていたが、残り5kmのところで上げる。ぐりぐり踏みながら粘ってたら意外と速度上がるし限界は本当に先にあるんだな...と思いながらラスト1km爆上げしてゴール。手元で43分1秒。まあ合格だな。しかしなんだまだ踏めるじゃねえか状態ではあった。限界を突く難しさを思い知った。

ゴール後速報を見てみると、慶應の岳くんと西村くんが43分1秒でもしや勝てたのではないかと期待していたが、しっかり43分3秒で負けてた。ただこの2人に並べたのはかなりの善戦というか、やはりTT脚なんだなと思った。部内の方はというと、颯希さんと坂野さんとはかなり差がついていた。このタイム差からすると昨日の状態も当然のように思える。TT練のときの3人ほぼ同タイムとはなんだったのか。僕が日頃から追い込めてない?それか距離が短かったせいか

それと、2分差がついてる坂野さんと平均パワーがほぼ同じというのがなかなか奥が深い。身長の違いもあって空力は多少いいのかもしれないが坂野さんのフォームがひどいというわけでもないので、流石に他に要因があるのではないかと思ってしまう。要検証。

決してすごい成績ではなかったが来年以降に期待できる結果ではあったと思う。体力面はもちろんフォーム、機材、踏み方あたりも改善の余地は全然あるので来年は20位以内を目指したい。今年だとあと1分15秒縮めなければいけないらしい。

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平田を見つけて少しフォームを意識している。


監督、そして立哨、役員、サポートなどをしていただいた部員やOBの皆様、2日間ありがとうございました。また機材面では日直商会様にサポートしていただきました。感謝しています。
それから写真を撮ってくれた平田もありがとう。