UTokyo bicycle racing team

高石杯 成年男子 9位
日程の妙か何かしらないが去年に比べて出走メンバーはそこそこで、だいたい学連クラス2くらいのレベルだと思われた。
最初3周くらいはやはりアタックの打ち合いでなかなかきつかったが我慢してついていく。ここでもうメンバーは15人くらいに絞られていた。その後4周目あたりに6人逃げが決まったが、メイン集団でじっとすることを選択。バイクから逐次情報が来るが、逃げはその後数周で4人に減った一方タイム差自体は開いていく感じ。それでも残り3周くらいの時に逃げをキャッチするためにガツンとペースが上がり、そこが勝負どころになるから脚を溜めておくのが正解だろうと思って淡々とついていく。しかしやがてメイン集団が8人くらいになると、メイン集団のメンバーは10位以内(メイン集団内だと6位以内)に入れば全日本選手権の資格を得られることに頭がシフトしたらしく、集団のペースが一向に上がらない。自分はすでに全日本の資格を持ってることもあり付き合ってられないので逃げとのタイムギャップが1分50秒ほどだった残り4周の秀峰亭で1人抜け出して前を追う。一気に30秒ほどつめたが、この動きの第一次的な目的が来たるべきメイン集団のカチ上げを前にいて緩和することだったこと(つまりまだ集団は上げると信じていた。)、また、誰もついてきてくれない中で自分の独走力に自信がなく単独ブリッジする絵が描けなかったことにより半周ほど言ったところで踏みやめて戻ってしまう。その後メイン集団の牽制状態はついぞ解消されず、不本意なまま付き合い続けた結果集団内9位ゴールとなった。最後はほぼ全員サラ脚の状態からのソリアだったのだが、九州チャレンジカップのような感じでソリアの天井が低くて分が悪く、しかも集団内ではそれまで一番動いていたし右のハムがつりそうになって正常なフォームでダンシングできなかったことも残念。
今回のレースは、途中のブリッジの機会を逸したのがとにかく悔やまれる。最悪逃げに追いつけなくて真ん中で宙ぶらりんになっていても、メイン集団は牽制のあまりその宙ぶらりんの選手に追いつくことすらしなかったのではないかと今になると感じる。10位のところに一つ大きなインセンティブがあって特殊な展開になったが、こういう時こそ事態を打開できる独走力、自信が欲しいと思った。
レース後はベロドロームでやっていたジャパントラックカップを観戦。やばかった。
朝早くから運転、補給、ご指導をしてくださった三宅監督どうもありがとうございました。