UTokyo bicycle racing team

無駄に長くなってしまいました。
土曜 TRS@美鈴湖
個抜き(49-15) 5:23:941
準備、アップの段階で頭も脚も動かず不安だった。それでも走り出したらいつも通りやや突っ込むものの、真っ直ぐ走れずスポンジを踏んだりなかなか定まらない。一周のラップが26.5を超えないようにするつもりが、半分いかないうちからもう超えていて終わりの方は7秒台に入ってしまい、もうB基準無理なんじゃないかという諦めと、突っ込んでるから頑張れば切れるという希望のせめぎ合いで本当に辛かった。てっきりダメだったと思っていたので、終わってしばらく後に放送でタイムを聞いて心の底から安堵した。まずスタを改善しないと団抜きには加われないだろうが、地脚も足りないので個抜きで今年度中の15秒切りを最低目標に鍛えたい。
ポイントレース(48-14) クラス3 3/9位(8pts)
明星が一人だけ強そうなものの、2位狙いというのも変な話なので目標は優勝。ポイント周回の度にもがく展開では勝ち目はないと考え、まず人数を減らそうと思い開幕アタックをかけるも失敗。集団のまま1回目のポイント周回を迎えたとき先頭にいて、ここで交代しても上から捲る力はないと思い、中切れを期待して早めにもがく。実際その通りになったものの、あっさり明星に捲られて2位どまり。このあと同志社の逃げを集団で見送って吸収したと同時に明星のアタック。絶対についていかなければいけない場面だったものの、集団後方にいたのと脚がなかったのとで反応できず、独走を許してしまった。4人で追う形になり、前を捕まえるためにペースを上げようと呼びかけて強めに引いたりしたものの、もう勝負が決しているためか誰も乗ってくれず周回練状態。どうにかしたくて4回目のポイントの2周手前でアタックして、誰か釣ってブリッジor無理でも確実に2位ポイントを狙ったものの、一周で力尽きる。この後が更にバカで、上がって慶應二人の後ろにつけばよかったのに、下を走り続けて捲ってもらいポイント後につこうとして千切れる。必死でITTして一旦追いつくもののすぐつき切れし、そのままゴール。
優勝できる脚はなかったにしても、無駄な動きで自滅して2位すら取れないのはひどかった。動き、位置取りの原則もわかっていなかったし、短時間高強度のインターバルが苦手なのを改善しないとどうにもならない。思い通りに走れたら楽しいんだろうなと思うので、クラス2で戦えるようになることを目指したい。
日曜 美麻ロード クラス3 22位
目標は昇格。ただ実力的には勝ち目はないので、チェックしたやばい選手たちが逃げたら死ぬ気で乗るか自分でアタックだけしてその人たちに運んでもらうかして少数逃げに持ち込むしかないと考えていた。
周りが並び始めるのが想像以上に早く中程からのスタートなったが、ヒヤヒヤする雨の中のパレード走行を無事に終え、1周目は激坂でポジションを下げたものの問題なく前方でクリア。浦さんのアドバイス通り、ここから5分坂まではかなりポジションが上げやすく、人の後ろを乗り換えながらほぼ脚を使わず10番目くらいまで上がる。5分坂は途中までほぼサイクリングで拍子抜けしたものの、残り1分くらいから上がってキツイ。ポジション下げつつクリアして、激坂までに取り戻す。しかし短時間の弱さはどうしようもなく激坂は千切れかけ、下りで追いついてポジションを上げる。3周目になっても集団はかなりいるので最後激坂勝負濃厚に。なんとか展開を変えなければと思うものの、5分坂終盤は集団後方で登るのが精一杯で、この後の狙い所で仕掛けられる位置にもいなければ脚もないのでついていくだけ(ここでこういっちゃんのアタックでペースアップした。さすが)。激坂でもアタックがかかり千切れる。逃げの追走で集団のペースが上がっており、必死で踏んで復帰。下りのうちにできる限りポジションを上げるものの、5分坂は最後千切れ、また下りで踏んで復帰。もうそこから何かをする脚はなく、最後の激坂はもがく集団の後ろで一人でヘロヘロのソリアしてゴール。
どうせ激坂勝負はノーチャンなのだから、余裕がある下りor平地区間でダメ元でも仕掛ければ何か得られたかもとも思うが、2周目の激坂で遅れた時点で今の自分の力では戦えないことを悟ったのも事実で、何とも言い難い。短いとはいえ登りロードレースでこの結果では、白馬湾岸にチャンスがあるのかというとかなり疑問だが、番狂わせが起こらないレースではないと思うので、今回学んだポジションの上げ方等を活かして僅かな可能性に賭けたい。
今回、日直商会様より提供していただいたミシュランのpowerを初めて使用させていただきました。ウェットな路面の下りでもがっちり地面をとらえてくれ、何より下りや平坦での高速巡航が驚くほど楽でした。そのアドバンテージをアタックや逃げではなく千切れてからの集団復帰や遅れるのを見越してのポジション上げにしか生かせないのが情けない限りですが、このような素晴らしいタイヤを提供していただき感謝に堪えません。必ず結果で返したいと思います。
2日間にわたり、役員の仕事の傍らアドバイスして下さった三宅監督、サポートして下さった洋和さん、金曜夜からTRSのサポートをして下さった秋山さん、移動、宿泊に関して自分に配慮してくれたこういっちゃん、そしてそして、力強い応援をして下さった小藤さん、本当にありがとうございました。特に美麻は応援のおかげで千切れても諦めずに集団復帰できました。
最後に、こういっちゃん昇格おめでとう!