UTokyo bicycle racing team

6/10 個人ロード@CSC DNF
去年は昇格のタイミングが間に合わなかったので、最初で最後の個人ロード。時期的に出られるかすら怪しかったが、Blue Wych柿木克之さんからアドバイスをいただいて練習を積み、最終的にはそれなりに納得のいく状態で臨むことができたので、厳しいことは承知の上で完走を狙っていた。
手厚いサポートを受け、何不自由ない状態でスタート。密集に慣れていないのと、雨でビビったのと、3周目?あたりにチェーン落ち未遂で一回止まった(チェーンキャッチャーに救われてすぐ再スタート)のとで集団後方が定位置になってしまう。しばらくはペースの上下があって後ろで無駄脚を使いキツかったが、みんなの応援もあり千切れはしないくらいのところで耐える。そして補給開始の7周目あたりで集団がめちゃくちゃ緩む。去年のインカレで早々に攣ってしまった反省を活かしてドリンクはこまめに飲んでおり、早めにジェルを摂取しストレッチも交えて次のペースアップに備える。この時点では、多少使った脚も回復して体感的にはほぼサラ脚くらいの余裕はあった。
が、9周目に入ってすぐの長者ヶ原に向かう下りでクランクの回転が止まって停車。チェーン落ちかと思い降りて掛け直すも回らない。直すのを諦め、秀峰亭をダッシュで下って代車に乗り換えたが、一周したところで追いつけないと判断され降ろされた。
メカトラはチェーンがプーリーから外れるという初めてのものだったが、下りに入って雑な変速をしたのが原因なよう。もう少し落ち着いてその場で原因に気づいて対処していれば1分以内のロスで済んだのではという思いもあるが、タラレバを言っても仕方ない。正直次のペースアップくらいはついていけた気がするが、あんな後ろしか走れないようでは中切れで終わっていたかもしれないし、無駄脚の蓄積が響いて普通に千切れたかもしれない。何より、完走の21人に入る実力はどう見ても今の自分にはなかった。不完全燃焼だが実力不足という点では納得している。
課題としてはやはり位地どり。去年のインカレ以来まともに長時間集団についていけたレースがなかったので、その辺の感覚が衰えていた。その点では、後方ではあったが今回それなりの時間集団で走れてよかった。一方で、ホームストレートなど下り基調のところでポジションを上げようと列を外れても、パワー不足で前に出られなかった。これは最近の練習が登りに偏っていたせいなので、新谷を見習って下りでガツンとひと踏みして前に出る能力をつける練習もしていく。社会人対抗やチャレンジで瞬殺されていた頃からソリア域やインターバル能力は十分改善できたので、6〜7月はインカレに向けて乗り込みと高強度が主になりそう。これが最後の修善寺とか言っていたが、ロードレースの経験値を積むために高石杯でリベンジをする方向に傾きつつあるので、そこまでに技術練も増やして自信を持って走れるようにしたい。
今回も日直商会様から提供いただいたミシュランpowerを使い、悪天候の中でも東大はパンクやスリップなどのトラブルなく走ることができました。いつもありがとうございます。フレーム、ホイールを使わせてもらっているGS ASTUTOのTimさんには毎度のことながらレース前の機材整備をしていただきました。ありがとうございました。
ご指導や往復の運転をしてくださった三宅監督、役員や応援にいらしてくださったOBOGの方々、雨の中完璧なサポートをしてくれた後輩たち、皆様ありがとうございました。特に水田さんやサポートまでしてくださった仲良し一個上の皆さんにはいいところを見せたかったのですが、インカレで魅せられるよう頑張ります。