UTokyo bicycle racing team

土:ローラーメディオ 相変わらずの好調であった。
日:行田クリテ第一戦 クラス2B 7位
前日に頑張りすぎてしまったためまさかの筋肉痛だったが、スタートしてしまえばノープロブレムであった。今試合は自分から積極的に逃げを作りに行く(思いっきり引いて後続を引き離す)つもりで臨んだ。
3周目に入ったところで慶応二人の逃げが容認される感じだったので、ノーマーク選手である自分は一人でブリッジし、三人で逃げた。慶応宮本君のホームストレートでの強烈な引きによって後ろを引き離すことができた。自分は付いて行くので精一杯でかなり疲弊した。逃げを作るにはこのくらいの強烈な引きを見せなければいけない訳で、自分の実力不足を痛感した。その後も宮本君がたくさん引いてくれたのと、集団内に味方がいたおかげで集団との差は残り2周まではキープされた。
しかしそこから後続との差が一気に詰まり始め、残り1周の時点で日大二人がブリッジしてきた。彼らについていければ上位は行けるかとも思ったが、続々と選手がブリッジしてきてしまった。ホームストレートに入る直前までは先頭集団にいたが、中央の高橋選手が仕掛け、さらに他の選手もかけていくのについていくことはできず、7位でゴールした。
逃げを作ってくれる人に乗るという棚ぼた展開だったが、逃げ切りは叶わなかった。前に荒川君と逃げた時と結果は同じ感じだが、その時とは違って最後まで多少の余力が残っていた。逆に言えば、余力を残してしまったということでもある。走っている最中はかなりきついつもりだったが、もっとできた可能性もある。逃げ切るにはタイム差がもっと必要ということを考えれば、自分ももっとぎりぎりの線で頑張ってタイム差をもっとつけようとしなければならなかった。折角の宮本君の引きに応えられず、大いに反省である。
振り返ってみると、一気に後続を引き離した序盤は非常にきつかったものの、後半からは多少の余裕ができてきていたようにも思う。TTTのような長い距離ならそれなりの力はあると思うが、やはりクリテで逃げるためには、もっと高強度の力が必要なようである。高強度域がそれなりに対応できれば、序盤で疲弊しすぎず、もっと自分の力が生かせると思う。逃げを作る動きは、自分の実力的に、他の選手からの棚ぼたをある程度狙っていくしかないとしても、高強度域をもう少し強くすれば、自分が第二弾としてもっと引けるようになると思うので、頑張りたい。
今試合は最後追いつかれてしまったものの、逃げからの前待ちのような形になったおかげで、クラス2では初めての入賞を果たすことができた。それは嬉しく思う。特に今試合は強風で体重の軽い自分にとっては不利だと思っていたのである程度の自信にもなった。次は表彰台を目標に頑張っていきたい。
アドバイスをくださった三宅監督と中村さんありがとうございました。サポートしてくれた植田もありがとう。