UTokyo bicycle racing team

2days木祖村2日目126kmロードレース。ミスをした日だった。

初めての連日レース。9km×14周。2周目から早くも辞めたくなるきつさ。ただし、慣れてくると信じて耐える。
6周目あたりから、なにやらエネルギーが不足してきていることに気がついた。ステージレースの怖さだ。
普段はがっつり食べれば3時間は走れるので、3時間ちょっとで終わる今日は補給は少なめだった(朝食はがっつり)。しかし、連日の場合、2時間半しかもたないのだ。これは経験的に知っていた。しかし、完全に忘れていたのだ。補給チャンスは一回しかないので、食べ物をとるかドリンクを取るか迷い、結局トリプルカーボでエネルギーちょっとと水分を摂ることにする。
しかし、9周目でガス欠を起こしはじめ、かなりきつい。一回飲み終えたウィダーをさらに絞りだして飲んだり、ボトルも絞り出して飲む。ただし、だんだん力が抜けていく・・。
走り自体はそんなに悪くはなかった。ノーブレーキ下りで牽引すれば後続は20m近く付き切れさせられるし、10周目あたりで、総合上位3名の王子、チャンプ、イギリス人+自分で500Wかけて抜け出せたり(しかし自分は引く意義なしと決め込んで、短命に終わった。本当はきつくても前に出て、「足あるよあるよ(うそ)」ってアピールすれば、多少は別の展開になったかもしれない。多少だけど)
そんなこんなで逃げ集団との1分差を縮めるには、残り2周までに必ずアタックが来るだろうと予想していながら、しかもちゃんとアタックにいい位置で対応したが、登りの最後で高木さんを含む8人を見送ることに・・。もう完全にガス欠で終わった。
あと2周。集団はそれなりのペースで前を吸収しにかかるが、残り1周の時点でトップと30秒差。これは30秒差まで縮めたというよりも、この13周目で30秒の差がついたと判断するのが正しいと思う。雨も土砂振りなので、ラスト周回の下りは踏むのを辞めた。カーボンリムの選手ばかりであり、直前に軽くブレーキングさせたところ全く効かなかったので、これはなにかあっても・・と思い、安全をとった。タイムアウトの心配もないし、ここでケガをしてはもったいない。同じことを考えたベテラン大石選手、藤巻さん3人でまわし、ゴール前には10名ほどになり、ゴール前で全員ぶっちぎってゴール。

今日は完全にミスを犯した。ただ、よい経験値を得られたと思う。
トライアスリート御用達の梅肉チューブという補給食を知った。
・10周目以降に補給食を食べている人が羨ましかった。そう、実は余っている人からもらえばよかったのだ。
・補給は1周のみに限られていたが、ラインが長く、実は2回取れた。(思い込み厳禁)

オーベスト、パインヒルズ、竹芝レーシングのみなさま、まる2日間大変お世話になりました。やはり社会人の方々は、1週間の最後にある48時間にかけるエネルギーが違いました。本気で走り、本気で応援し、本気で楽しみ、本気で運転して帰る。
とても楽しく、充実した週末でした。ありがとうございました。
金城さん、個人ロードへの差し入れありがとうございました。