UTokyo bicycle racing team

JCRC群馬 Aクラス102km(6km×17周) 結果:メイン集団後方

今日のレースは、「すべてを出し切ること」と「レースを楽しむこと」を目標とした。あわよくば結果がついてこればいいな程度に考えていた。レースには新潟から友人夫妻がわざわざ応援に駆け付けてくれた。モチベーションが自然と上がってくる。
今回は102kmと長いため序盤はペースが上がらないだろうと見込んで、アップはローラー軽く10分+試走1周のみにした。走った感じ調子は悪くはなさそうだ。レーススタートと同時に飛び出した。アップの延長と考えてもがいてみた。差が広がるもののホームで難なく吸収された。急に頑張ったためか、吐き気がした。レース前に飲んだパーフェクトプラスを少し戻してしまった。でも、走っているうちに気持ち悪さは無くなった。一時我慢すれば体調が回復することは良くあることだ。友人夫妻はホームストレートとバックストレートの間の芝生に陣取って応援してくれた。なんと手作りメッセージボードに名前を書いての応援ではないか!この応援は僕のエンターテイナー心に火を付けた。7周目くらいまではバックストレートとホームストレートではダッシュして先頭か先頭付近にいるようにした(最初は気持ち悪さを我慢しながら)。さすがに脚が消耗しているのを感じたので中盤以降はやめた。レースは序盤から小さなアタックが何度かあったが、どれもすぐに激坂か平地で吸収された。レースのちょうど真ん中あたりでなるしまを含めた6人の逃げが発生する。僕もそれに乗るが1周も持たないくらいで集団に吸収された。そんなこんなでどんどん脚が無くなっていく。レース前はラスト5周くらいで逃げようと考えていたが、そんな元気は皆無だった。だが、ラスト3周を迎えた時、だめもとで上りで単独アタックをした。みるみる集団と差がつく。残っている力を惜しみなく使った。頂上ではヘロヘロだった。しかし、運が良かったのか悪かったのか7人追いついてくれた。このメンバーは中盤に6人で逃げたメンバーとほとんど同じだった。脚をどれだけ使おうが、逃げを形成できるのは決まった面子ということか。ここから8人の侍でローテーションをしてゴールを目指した。集団との差は広きもせず縮まりもせず。後のことを全く考えないアタックで脚を使い果たした僕は、何とか逃げ集団にもぐりこみ耐える。「少しでもいいから引いてくれ。」と言われるほど。結局、最終周の坂の麓で切られ、バックストレートでメイン集団に吸収され、集団後方でゴールした。逃げ集団は結局5人まで減ったが逃げ切ったようだ。(リザルトを見たら1位にぶっちぎりの人がいた。どこで先行したのか分からなかった。)
久しぶりに完全燃焼できたレースだった。序盤は雰囲気を、終盤はレースの醍醐味を楽しめた。

今回の反省点(ひとりごと)
悪かったこと
○ボトル2本(水とポカリ)を満タンで出走したが、水は全く飲まなかった。結果としてポカリ半分で済んだ。その日の体調にも影響されると思うが、今までの経験を元にして少し考えれば適切なボトルのチョイスができたはず。
○サドルバックとポンプを付けたまま。(今回は凶と出た。吉と出ることはあるのか?)
○序盤の下りで前車と接触してメーターが機能しなくなった。前方不注意と言わざるを得ない。落車はしなかった。

良かったこと
○前半にホームストレートとバックストレートでダッシュをすることでいい負荷が掛けられ脚を消耗した。(もちろんこのレースを捨てているという訳ではない。事実、最後まで懸命に走った。ただ、レースを楽しみ、全てを出し切るという目標において効果的だったということ。)
○集団から何度も逃げ出せた。
○すべてを出し切った感があること。