UTokyo bicycle racing team

RCS#11 行田第二戦 クラス2B 9位
前回の経験から、うまく立ち回って足を残し、ラスト1周の展開に参加したいと臨んだ。
スタートから前のポジションをキープすることを意識、特に逃げは追わない。2周目のホームストレート前で自然と後ろが離れたので、悩んだが飛び出ていた明星の選手にブリッジ、二人逃げを開始。この辺りの衝動を抑えられないのが僕である。
しかし先は長いので足は残すように言い聞かせる。逃げは結構続き、後ろから一人、また一人と合流し4人に。が、4周目のコーナーで落車してしまう。馬鹿でした。
ニュートラルで復帰。ちょうどその直前に逃げは吸収されてしまった。僕は先頭から4番目くらいに戻る。自分が先頭になったところで自然と後ろが離れてしまう。ホームストレートで後ろを待とうとしているところで、慶応荒川がアタック。これに乗らせてもらう。
荒川のガン引きの中で残り2周を通過、自分も応えるべく頑張って引く。結構後ろと離れたようで、逃げ切りが見えてくる。しかし、残り1周を通過するときに自分はヘトヘト。場バックストレートでは荒川についていくので必死。ここで日体の選手が追いついてくる。コーナーへの恐怖感もあってコーナー区間で引き離され、単独3位に。ホームストレートに入って後ろの集団に追いつかれ、スプリントを試みるが、出力は全く出ていなくて、その中で最下位、全体9位でフィニッシュ。
最終周は荒川には勝てないと悟った瞬間に気持ちが切れてしまったようなところがあった。逃げが決まる形になったのも荒川のおかげだし、クラス1へ上がるには自分の実力のなさを痛感したレースだった。しかし一方で、後からデータを見てみると最終周は感じていたほどのスピードではなく、天と地ほどの差ではなかったというところに希望が見えた。また、前半の逃げは足をつかっていないかと思っていたが、データを見てみても、集団内でうまく立ち回る場合に比べれば足を削ってしまっていたので、改善の余地がある。
毎回毎回ラスト1周で足が全く残っていないのは考えどころ。スプリントもまともにやったことがない。このあたりを反省しつつ次戦に臨みたい。
今回のレースは凄く萎えてしまったが、面白いレースができたし、一応最高位も更新したので、よしとしよう。
監督、運転やアドバイスありがとうございました。植田、毎回サポートありがとう。