UTokyo bicycle racing team

白馬クリテリウム
1日目 3B 11位(1pt)
ポイントレース形式なもののゴールポイントの配分がかなり大きいうえに3位までが昇格ということで、中間スプリントは先頭集団から遅れないことだけ心がけ、ポイント後の緩むタイミングで可能ならアタックし、ゴールポイントでの滑り込みに賭けるつもりで出走。今から考えるとこの時点で負けていたのかもしれない。
1回目のポイント周回までは前方をキープできていた。中間スプリント手前で2、3番手くらいにつけ、一瞬取ろうかなとか思ったが、後ろが凄い勢いで吹っ飛んできてたので日和って後ろに着こうと判断。ポイント後に追いついたものの、4番手で入った立ち上がりで踏めなくなって盛大に中切れを起こし、中切れを埋めた人たちの後ろにもつけず7人の先頭集団に残れず試合終了。残りは近くにいた3人で回し、ラスト手前でやけくそアタックを試みるも、あっさり捕まって10着でゴール。
監督に言われた通り、明星が下り区間からの3つのコーナーを先頭でもがき続けることで後ろの脚を削りにきていて、自分の脚では明星と同じかそれより前でコーナーに入るしか対抗策はなかった。中途半端な位置で妥協してしまったのは、最初から1位を取ろうとする気持ちがないのが原因。着に絡めないなら何位で完走しても意味がないと言われたが本当にその通りだった。
スタート時に自分がふらついたために落車を誘発し、負傷させてしまった方には本当に申し訳ありませんでした。改めてこの場を借りてお詫び申し上げます。
2日目 3C 12位
前日の反省を踏まえ、1位だけを目標に出走。ロードレース形式なので中間スプリントで削られることは無いし、組分けにも恵まれて、本気で狙えると思っていた。
スタート時に明星3人が先頭に固まっていたのでこれはマズいと思い、下り区間では毎回先頭に出て、3つのコーナーは先頭で入って立ち上がりを適度に踏み、後半は前を譲って先頭に出ても引かない走りを徹底した。途中散発的にアタックがかかって5番手位になることもあったが、特に決まる気配もないので次の周では先頭に戻りを繰り返し、25分経過して残り3周の時点でも脚はだいぶ残っていた。ただ、自分含め誰もペースを上げなかったので集団の人数が多く、このままゴールスプリントでは勝ち目がないので何とか逃げなければと思うものの、思い切りのなさ、コーナリングの下手さから飛び出せないまま残り1周に。予想された通り集団が一気にペースアップしたところで後ろに下がってしまう。焦って下り区間でかなり強引に内側から上げようとしたもののせいぜい5、6番手で、立ち上がりで離されてホームストレートの一つ前の直線でもうトップから完全に遅れて気持ちが切れ、集団最後尾でゴール。
1日目とは違って途中までは自分の考えた走りができていたし、行田でDNFを繰り返し神宮でも大集団から千切れていた自分にとってあれだけの時間を先頭付近で走るのは初めてで、経験値は上がったと思う。しかし、集団ゴールスプリントとという一番望まない展開を作ったのは紛れもなく自分であり、途中のコーナーで後ろが少し離れたり、誰かがアタックしたり逃げるチャンスが全くなかったわけではないにも関わらず何もしなかったのは本当に情けない。順当に勝つ脚なんてないくせにリスクを犯す覚悟もなかった。
来週は湾岸。位置取りが重要らしいし出る以上は絶対勝ちを狙うが、一週間で強くなるのは無理。クラス3でなら圧倒、クラス2でもすぐに適応できるレベルの地脚をつける練習と、アタックなりスプリントなりに必要な高強度を出せるようにするための練習、筋トレを少し長いスパンで考えていきたい。あと、ずっと立ち上がりが極端に弱いと思っていた(実際得意ではない)が、コーナーの進入速度が遅いだけで立ち上がりで劣っているわけではないと監督から教えていただいた。自分が先頭ならキツめにブレーキかけていいだろうが、そうでないなら極力前の人から遅れないようなスピードで入らなくてはいけない。
2日間、監督には的確なアドバイスと厳しいお言葉をいただきました。また、1日目には先週に引き続いて小藤さんが応援に来て下さいました。長野県車連の横澤さんには昨年に引き続き裏ピットでいろいろと助けていただきました。本当にありがとうございました。そして、ec90を貸してくださった拓央さんをはじめとして出発前や当日に激励してくださった皆さんもありがとうございました。結果につなげられなくて申し訳ないです。