UTokyo bicycle racing team

気持ちの整理がつかず、文章にまとめるのに非常に時間がかかってしまいました。すみません。

9/3 インカレロード 7/14周 DNF

直前1ヵ月の練習量、コンディションの持っていき方、精神状態などなど、今までの中ではダントツで良い状態で望んだ。目標は20位以内。

サポートの人達のおかげで、十分にアップを取った上で、クラス2前方でスタート。落車もなくローリングが解除され、5分坂でリアルスタート。
相変わらず下手なので、ポジションをうまく上げることはできず、集団中ほど〜やや後方。しかし、さすがに2週間近く美麻で走っていたおかげで、下りでビビりまくって最後尾まで下がるなんてことはなかった。早々に逃げが決まって、集団のペースは緩い。たまに激坂でペースが上がったりしたが、4周完了まではほとんどキツいところはなかった(はず)。そのころには、先頭が常に見えるぐらいには前方にいた。
5周目でゼリーを食べようとするが、なぜかうまく封が開かない。もたついているうちにポジションをかなり下げてしまう。そして、その後の5分坂で集団のペースがカチ上がる。盛大な中切れに巻きこまれて、気付いたころには集団からかなり離されている。必死で追いかけるが、なぜかここへ来てパワーが出ない。苦しい。集団に追いつけないまま5分坂が終わる。足がカスカスで下りで追いかけることもままならない。グルペットもどきは形成されたが、そのままどんどん離されて、7周目の裏で終了。

絶望感しかない。中切れを埋めるだけの足も、もっと安全なところまでポジションを上げておく技術も、展開を予測して補給を取る経験も、何としても追いつく、何としても完走するという強い気持ちも、本当に何もかもが足りなかった。どうしようもない、しょうもない走りしかできなかった。本当にサポートの人たちや、応援して下さった方々に申し訳ない。

「出力的には、足はある」というような中途半端な自信は、全くもって役に立たない。ロードレースを走るために必要なものを、自分は何一つとして満足に持っていない。自分は本当に弱い。弱すぎる。

あと1年でどうにかなるのか。今はそんな絶望感でいっぱいだが、諦めるのは性分ではない。なんとかするしかない。

応援に駆けつけてくださったOBの皆様、日頃から様々なご指導をしてくださった三宅監督と洋和さん、ありがとうございました。
また、福島合宿から通してずっと、インカレ出場選手が快適に過ごせるように、様々なサポートをしてくれた下級生及び山本と安西さん、ありがとうございました。
最後のインカレ前に怪我を抱えた苦しい状況であるにも関わらず、徹底的なサポートをしてくださった秋山さん、どの大学よりも圧倒的に手厚く、献身的なサポートをして下さった植田さん、福島合宿から色々な形で僕達を支えてくださった谷さん、本当にありがとうございました。不甲斐ない結果に終わり、申し訳ないです。

今回のレースにおいても、日直商会様から提供いただいたMichelin Power、KASK Mojitoを使用させていただき、合宿ではBlueWychの柿木さんにメニューを作っていただき、バイクの整備をSports Bike Hiroadの青山OBに、ホイールの整備をG.S.ASTUTOにてやっていただきました。いつも手厚いサポートを本当にありがとうございます。


最後に引退を迎えられる先輩方、今まで本当にありがとうございました。
(もっと何か書こうとしていたのですが、色々思うことがありすぎて、上手くまとまりませんでした。すみません。)