UTokyo bicycle racing team

合宿を昨日終了しました!今回は怪我や事故、また体調不良などを一切無しに終えられたことがまずよかったです。それでは詳細をどうぞ!

練習5日目
この日は台風が北陸付近にいて、少し荒れ模様。雨はどかっと降ってはすぐ止み、またぱらつき、風はずっと強い。ペース走の要であるこういっちゃんの足が辛そう・集中が切れかかっていたので、インカレロード組は短時間の練習で終わるように指示。インカレトラックにも出る長岡新谷には、トラックをかなり意識したインターバル練習を1年生や谷さんに動いてもらいながら実施。全体的に短めではあるものの、きちんとパワーゾーンを意識した練習をしてサクッと終了。

5日目はさすがにみんな疲れが溜まっており、少し暗めなムードでした。そんな中谷さんは相変わらず元気MAX、練習にとてもとても積極的。柿木克之さん、孝之さんが「谷くんはきつい練習に一番最初に突っ込んでいってくれる、いい選手だよね」と頻繁に言う理由がよくわかりました。OBの余裕みたいなものもあるのだろうけれど、谷さんがいると練習の「精神的厳しさレベル」が2段階ほど下がりますね。強い選手を目指す一方で、こういった要素もつけていきたいものです。僕はただただおしゃべりなだけなので、まだまだ谷さんには及ばないな。ここまでコミカルに追い込めない点でも僕の負けです笑

この日で谷さんは合宿終了。インカレ組から、下級生まで面倒を見ていただきありがとうございました。さらには下級生の練習内容を詳細に書いていただき感謝しています。1年生の顔が誰に似ているかまで書いていて、さすがに笑いました。ありがとうございます!


練習6日目
合宿最終日。雨予報だったけど、ぱらつく程度でなんとか曇り。ペース走とインターバルで疲れた足に鞭打つ練習をしました。ラストのメニューは長岡新谷に同行したところ、長岡の足がピクピク震えまくっていてえらいことになっていました笑。帰って宿のシャワーを貸していただき、最後に佐藤くんも入れてみんなで写真撮影。

みなさんお疲れ様でした。

総括
この合宿はかなり強度が高かったです。昨年の福島は自分の強度が1人だけ鬼のように高くてとてもしんどかったのを覚えていますが、今年は全員の足のレベルが昨年より平均的に高かったため、みんな鬼強度になっていて明らかに大変そうでした。レスト中のみんな。いつもこんな感じで倒れています。

それだけきつく、また追い込むために精神力を使い切っていた合宿でした。僕もそんな姿を見てローラー2部練をかなりの強度でできたし、良い1週間になりました。実は本当にきつかったです笑。それでも頑張れてよかったと思っています。後半美麻に行ってからは自分のことにもっと集中しつつ、できる範囲でサポートもしたいです。今から病院に行って手首のことは相談してきます。



一方で上述した谷さんの「練習の精神的厳しさレベルを下げる」という点を皆が意識しなければとも思いました。僕は孝之さんみたいに絶妙な毒舌とフォローで選手をサポートすることはできないし(そもそも僕は選手だ!)、谷さんほどさらっと柔らかく苦痛を軽減することはできない。けれどできるだけレスト中は人と話すようにしていて(話さないと死んじゃうだけ)、また自分から練習を作るんだという意識は強く持っています。
メニューを機械的にこなすことはできないし、こなすマシンになるとそれは限界までできなくなってしまう。僕は練習メニューに対してチャレンジするからこそより練習効果が高くなるのだと考えています。コーチ帯同の練習がそれほど多くない東大だからこそ、「練習は与えられるものではなく、作っていくもの」という認識を全員が持てば、もう少し苦しさは減るんじゃないかなあというのがこの1週間の感想です。孝之さん合宿に行けば、皆わかるはずです。どうしてあれほど追い込んでいるのに、精神的な苦しさが少ないのか。あれを自分たちだけでできるように目指していきたいと思っています。

以上です。今回の合宿もいろいろな方にお世話になりました。いつものように柿木コーチに練習メニューを作成していただき、何度も電話しながら修正・指示していただきました。ありがとうございます。後半もお世話になりますがよろしくお願いします。谷さんは上でたっぷり感謝しましたがもう一度笑。本当に谷さんのおかげでなんとか全員が密度の高い練習をすることができました。ありがとうございました。
親切にしてくださった宿の皆様、廊下のローラーを応援してくれた小学生たち、そして素晴らしい追い込みを見せていた部員のみんなにも感謝しています。とりあえずこの合宿の間の期間をまずはきちんと頑張りましょう。お疲れ様でした。

p.s.
一緒に合宿に参加してくれた佐藤くん、本当にありがとう。1・2年生には良い刺激だっったようです。春合宿や来年の福島合宿でも一緒にできると嬉しいです。高校1年生で僕たちに混じるのはいろいろ大変だっただろうけど、無事終われてよかったです。お疲れ様でした。