UTokyo bicycle racing team

TTT 9位
ここ1ヶ月はこのレースに向けて色々なものを犠牲にして、しっかり仕上げてきた。それだけにもう少し良い結果が欲しかった。
1往復目の往路は順調にいっているように思えたが、今思い返して見ればあの時点で既に歯車は狂いかけていた(少なくとも自分の中では)。風をイマイチ把握し切れていなかったことや、気持ちが先走ってペースが乱高下していたことで後ろで全然休めていなかった。先頭でペースを上げてしまうのは、どうしても自分が辛くなるわけではないので気づきにくいという点があるので仕方ない部分もあるにはあるが、修正しきれなかったのは少しきつかった。来年以降出場する選手は気をつけてほしい。練習を繰り返していく中である程度の平均出力の目安はついていたが、結局1往復目の平均出力はそれよりも20wぐらい高い出力で終えることになってしまい、こうなってしまうと色々厳しいものがあり、2往復目は中々先頭で引っ張ることが出来なかった。結果9位。受け入れたくはないが、大失敗に他ならないだろう。
自分自身の反省として、1往復目で身体的にも数字的にも明らかにきついと感じているのであれば、早めに配分を減らすとかの判断をするべきだった。ちょっと実力が付いたぐらいで、今回のTTTは自分がどんどん引かなきゃとかいうよく分からない使命感のようなものに捕らわれて先頭時間を減らさなかったのは馬鹿げていたし、他大学の選手から見ればクソ雑魚のくせに自分の実力を過信していてみっともないことこの上なかった。結局それで最終的に与えられた仕事が出来なくなっているのだから、頭が悪いとしか言いようがない。練習から常に危機感を持って、後ろにビタ付きすることを徹底していたかと言われれば、それも去年より足があるしとか思って少し手を抜いていたのかもしれない。慢心を極めていた
色々な要因が重なり全体として確かに詰めきれなかった部分はあったかもしれないが、それでも1ヶ月かけてしっかり準備してきたし、去年より先頭出力も一回り上げたし、周りからも今年はイケると言われていたのに、蓋を開けて見れば入賞にすら届かなかった。この事実は悔しいというよりは、絶望に近いものを感じてしまう。ここには書けないようなかなりマイナスな思考も持ってしまうが、自分が積み上げてきたものを否定し、さらには来年以降のTTTに支障をきたしてしまいそうなのでここに記すことは自粛しておく。中々切り替えるのは難しいが、明日のITTも全力を尽くしたいと思う。
サポートや立哨をしてくれた部員のみんな、応援に駆けつけて下さったOBの方々や柿木さん、ご指導して下さった監督、洋和さん本当にありがとうございました。