UTokyo bicycle racing team

インカレロード2018:11(/13)周目DNF

インカレトラックまで短時間高強度にシフトしていたため8/23からの美麻合宿では初めは全く登りに対応することができず、このままではレース以前の問題だと半ば絶望していたが、サドルポジションやクリート位置、走行時意識することなどを一つ一つ改善していった結果、レースの5日前あたりにやっとしっくりくる走りができるようになった。合宿中から本番まで、部の皆さまに手厚いサポートをしていただいていたことも相まって、レース当日は調子をピークに合わせることができたと思う。改めてサポートしてくださったみなさまには感謝してもしきれません。
美麻コースは去年と違って180度コーナーなどが設置されたこともあり、集団前方にいることが決定的に大事になると思われたので、前々日あたりからどのように立ち回るかなどを入念にメモしておいた。そのおかげもあり、本番は位置取りに関してはかなりうまくいったと思う。
終始前方で動けたのと、これまでのレースの反省から無理に抜け出したりしないことを肝に銘じたおかげで、これまでのレースとは見違えるように脚に余裕があり、レースの半分くらいまで快調に走り続けることができた。しかし、8周目あたりで上位陣に実力の差を見せつけられ集団からちぎれる。その後はグルペットを形成することができたものの、11周目完了時にあえなく赤旗となった。
結局のぞむような結果は得られなかったが、今回のレースは自分にとっては自己ベストと言える出来で、今後に向けた自信にはなった。実はこのインカレロードを最後に長距離ロードレースからは身を引こうと考えていたのだが、今回のレースを機に、もっと頑張って来年も目指してやろうという気持ちに変わった。あの時ああしておけばよかったとか、なんでこうしたんだろうとか思うことがたくさんある。それだけに絶対にリベンジしたくて、今となっては早く来年のインカレロードが来てほしいと思ってしまうほどである。
初めてクリテリウムで走れるようになって、楽しくなってきてしょうがなかった2年前の浮城クリテ終了時以来のこういう感情である。大事にしていきたいと思う。
さて、今大会も、日直商会様よりいただいたDe Rosa NickとMichelin Power competitionを使用させていただきました。今回、個人的にはこれまでで最も長くレースを走れたことになるのですが、それも振動吸収性に優れたNickのおかげで最後まで脚がきつくならなかったからだと思います。Michelin Power competition はグリップ性にも転がりにも優れており、前述の通り180度ターンが設けられていたりとトリッキーだった今年のコースを走るときに非常に大きな武器になったと確信しています。
また、ホイールはASTUTOさまにサポートしていただいたものを使用しましたが、本当にバランスが良く、軽さも剛性も兼ね備えており、美麻コースのような登りも下りも勝負どころになりうるコースでは本当に力強い味方になってくれました。
また、このレースに向けて様々な形で練習を支えてくださったBlueWych柿木克之さまも本当にありがとうございました。
また、ご指導下さった三宅監督、役員や応援、サポートをして下さったOB,OGの皆様も本当にありがとうございました。