UTokyo bicycle racing team

富士クリテウムチャンピオンシップ 交流戦

3位入賞

 

レースプラン

  • 集団前方をキープ。最終周までに集団のペースをコントロールして逃げをとらえる
  • 4番手から6番手くらいで最終コーナーを抜けて、スプリントで勝つ

 

レース展開

  • 集団走行下手すぎて、最終周まで集団の前と真ん中を行ったり来たりしていた。
  • 最終周のバックストレートで、集団中ほどにいた。これでは勝負に絡めないと思い、下り坂の勢いを殺さずに、周りが踏みやめても踏み続けて集団横から一気に番手を上げる。今脚を使って番手を上げないと、戦機は最後まで訪れないと思ったから。
  • 最終コーナー手前で集団先頭に入れてもらう。最終コーナーのコーナリング中も2名ほど抜かした。
  • 立ち上がりでフルもがき。なんとか6番手くらいにつける。スプリントに備えた位置取り争いが始まった。前に上がる勢いのある日大の選手の後ろについて、2名ほどパスして4番手。3番手を狙って、日大の選手を絶対にまくれると確信したタイミングでスプリント開始。しかし僕らの後ろにつけていた2名のほうが元気があった。彼ら2名にうしろからまくられる。その瞬間に前方で落車発生。左によけつつスプリント継続。しかし力尽きて最後までもがげず着順は4位。
  • スプリントで落車を引き起こした選手が失格となり、リザルトは3位であった。

 

 

反省

  • 集団の真ん中に位置しているときに、左右から抜かれて番手を下げることが多々あった。
  • 左右から同時に選手が抜いてくると、ハンドルがぶつかったらいやだなとおもって下がってしまう傾向がある。目の前に選手がいれば仕方ないが、前方にスペースがあれば自分も加速して自分のハンドルを左右の選手より前にもっていくべき。
  • 14周後半から15周前半で番手を下げたのがまずかった。 集団内で抜かされないように動ければ、最終周で強引に番手を上げないで済み、脚をもっと残してスプリントできたのかもしれない。
  • 集団内で安全に差し込む技術がないと、割り込まれて位置を下げてしまう。
  • ゴールスプリント、結局勝ったのは自分の真後ろについた選手ではない。自分の目の前の選手もまくれている。つまり発射タイミングは適切だった。最終周で強引に番手を上げざるをえず、脚を使ってしまったことだけが敗因。

 

1日目の予選は、プロの圧倒的な速さを前に、苦しみながらも感嘆するばかりだった。2日目の交流戦は、JPTで走る選手を倒したことで自信がついた。レース中も、1日目は今までで一番苦しかった。何度も次のコーナーの立ち上がりで千切れるんじゃないかと思った。でもそのたびになんとか集団のペースが緩んだりして、不思議と最後までぶら下がることができた。2日目のゴール前の30秒は今までで一番楽しかった。先頭があんなふうに牽制しながら蛇行して、順位が激しく入れ替わりながらスプリントに入るのは初めてだった。落ちてくる選手をヒラヒラとかわしながら、どんどん加速していく感触は素晴らしかった。クリテリウムならば、JPTに出ても集団内完走くらいはいけるかもしれない。自分の得意分野を生かしつつ、上を目指して頑張っていきたい。