UTokyo bicycle racing team

大磯クリテリウム第4戦 エリート

レース展開

  • クリートキャッチをミスして、集団後方からスタート。後から振り返ると、このせいで終盤までこの番手で走ることになった。
  • 残り6周くらいになるまで、割とハイペースで集団が進んでいて、前に上がれなかった。集団についていくことは問題なくできるが、番手を上げるほどの余裕はなかった。
  • 2回程度、前の人とコーナリングのラインが被ってしまってブレーキをかけてしまった。そのときは立ち上がりがかなりしんどかった。
  • 残り6周で、集団が緩んだので、ホームストレート終わり―平塚コーナー―S字クランク入口でごぼう抜きして集団前方に。集団が緩む+コーナー内側がちょうどよく空いていて、全く踏まずに番手を10以上上げた。今回のレースで一番いいムーブだった。
  • 最終周回はじめのホームストレートでスピードが緩む。先頭に出るのを躊躇して、集団に埋もれる。6番手から10番手前後に落ちた。
  • 速度が乗った状態で並走しつつS字クランクに入ったら横にいる人と接触、落車は回避できたものの、大減速して勝負から外れた。
  • 速度差がついた状態から無理やり集団復帰しても、集団落車を引き起こす可能性があるし、すでに入賞圏外だったので、進路をキープしてみんなに抜いてもらってからゆっくり最後尾完走。

 

反省

  • 3番手くらいがゴールスプリントで勝率が高いはず。小人数であれば、前に行きすぎないようにするのもありだが、大集団であれば、先頭に行くくらいのつもりで位置取りしないと、前から10番手になってしまう。特に、コーナーに飛び込む前には、半車身でも前にいたほうが先行することになる。どうせコーナーリングで詰まるから、と思ってストレート終わりで踏みやめるのは悪手(中盤まではそれでいいけど)。最終周回では、滑らかに走れても番手を落としたらダメ。
  • 最終周回では、先頭が緩むと、後ろからポジションを上げてくる人たちと重なって集団前方で急激に密度が高まる。なので、先頭に合わせて自分も緩めると、集団の中に埋もれてしまう。先頭が緩んでも、自分は緩めずに先頭に並ぶつもりで走るといい。先頭に並んでポジションを確保できたら、自分も緩めて脚を休めればいい。
  • 最終周回で集団のなかに埋もれると、番手が下がる(中盤なら番手にガチガチにこだわる必要も薄い)のに加えて、ラインどりが制限され(中盤ならみんなスムーズに走ろうとするので、これは起こりづらい)、落車のリスクも高まる。これは空気抵抗削減のメリットに到底見合わない。
  • 単独でTTして最速の走行ラインと、ポジションをキープできるラインは違う。コーナー内側にいれば、外側にいる人と接触しても踏ん張りがきく。滑らかなアウトインアウトが最速でも、アウト側に振ったときに内側に差し込まれたら抜かれてしまう。最終周回では、ずっとイン側をキープして譲らないほうが良い。(インインインだと立ち上がりはきつくなるので、中盤まではアウトインアウトがよい。中盤までならたとえ抜かれても、鈍く立ち上がるその選手を風除けにしてラクに立ち上がれるので、悪い話ではない。)
  • 最終周回は中盤とは走り方が違う。前に前に。まずは位置取り、次にロスがないスムーズな走り。