UTokyo bicycle racing team

6/11 個人ロード@紫波町 9.4km*15周=141km 45位
日報杯に下見として出場し、気合十分で臨んだ今レース。最低でもインカレに続いての完走を果たし、少しでも上の順位を得ることを目標として臨んだ。
いつも通りクラス2最前からのスタート。特に位置取りが重要なコースと思われたので、位置を上げるように頑張る。昔は全くできなかったのに、そこそこ前の方をキープできて、自分の成長を感じた。
平坦区間の道幅が広いので、位置を上げることは容易。2周目では、足をそんなに使わない程度に前の方の動きについていってみる。結果、スタート地点では前30人くらいと後ろが分裂していて、最前方で登りに入ったりもしたが、すぐ集団はくっついた模様。こういう時、実力もないくせにテンションが上がって頑張ってしまう癖があるが、この時はそんなペース上げるなと言われたこともあって、無駄に足を使わずに済んでよかった。
その後少し後ろに下がったところで逃げが決まり、集団はまったりペース。平坦区間の良いタイミングで前に上がりアップダウン区間に入り、ポジションを下げつつ平坦区間に入るということを繰り返した。しかし、あとから反省してみると、平坦区間入口の立ち上がりが、千切れる気はしなかったものの足をかなり消耗させられた気がするので、最前方で入るようにした方がよかったか。しかしそれをするにも足を使わなければならないのでどっちがよかったのかは分からないが…。試してみた方がよかったかもしれない。
全くきつくないので、いつもぎりぎりのところでレースをしている身としては、面白みを感じない。集中力が切れかけるが、気合いを入れなおす。今の逃げが吸収される時が勝負所。その時動くために足をためておくぞ。
しかし、間もなく逃げが吸収されそうという9周目あたりで、急に足が攣りかけるのを感じる。全く疲労していない、ともすれば更足なのではと思うくらいの気分だったが、体は全然違ったのである。やはり長い距離、立ち上がりなどを何回も行っていると疲労はたまるようだ。そういう意味では、考えている以上に、いかに足を溜めておくかが重要なんだと認識させられた。
なので、折角ペースが上がった10周目あたりでは前の動きに全く反応できない。ポジションを下げつつ集団についていくことを最優先される他なかった。これを待っていたはずなのに…
結局その後も集団についていくだけ。こうなったら集団前方に位置どって流れでそこそこ上位でゴールする戦法だ。(ジャパンカップの時うまくいったイメージ。)
しかし、肝心の最終15周は集団から千切れないようにするだけで精一杯。仕方ないので平坦区間で位置を上げるつもりだったが、さすが最終周、道いっぱいに広がってしまって前に上がる場所がない。ちょっと空いたと思っても一気に人がよってくる。右にいったり左にいったり。加速と減速がえぐい。減速すると完全にブレーキ。位置を上げられないまま(位置を上げることを諦めた何人かと同じような位置取りで)平坦区間終了。最後のコーナー。ゴール地点の登りの麓までついていくだけで精一杯。登りは全力を尽くそうとするも、周りに比べて明らかに遅すぎる。集団の最後尾近くでゴール。
結果は45位。ひとつ、インカレの40位を超えたいという思いがあったのでその点は残念。一方で、修善寺より苦手そうなこのコースでも同じような成績が出せたとも捉えられる。ロードレースにおいては、学連の中ではきっちりこのくらいの力はあるという証か。多少の自信にもなった。
インカレは美麻なので、たぶんこのコースよりは得意。そこで20位以内くらいに入りたいなあ。本当は目標10位以内だったけど3月に怪我してから練習を疎かにしてしまった。まあ今からでもやれることをやろう。
三宅監督、中村さん、サポートに入ってくれた植田、金子、平山、岡野、響、山田、根岸ありがとうございました。多くのご支援をいただいたOBの皆様本当にありがとうございました。普段から活動をサポートしてくださっている日直商会様、G.S.Astuto様ありがとうございます。谷さんと水田さんも駆けつけてくださって非常にやる気が出ました。みなさんありがとうございました。
(この日記は7月10日にレース当時を思い出しながら書いたものです。レポート遅くなり申し訳ありませんでした。)