UTokyo bicycle racing team

修善寺オープンロード 17/20周DNF
今年のインカレと同コース、他の大きな試合ともかぶっていないこともあって学連はほぼフルメンバー、インカレの前哨戦ぽくなるのかなとか思っていたら、それらに加えてシマノフルメンバー、ブラーゼン、アンカー...
前日は多少迷った末にTRSにはエントリーしなかったので、ゆっくり前日入りして10キロ流し+7分*3で無理しない程度にかつ心拍数はあげておいた。
今回の目標は最低限前半のふるい落としにはついていって、長距離長時間レース強度で走るにあたっての自分の走力を試すこと、その上で完走者が多い展開であれば完走を狙いたいという感じ。前半で千切れては本当に意味がないので、補給を取るリスクと500gの軽量化で迷った末、初期搭載は浦さんに負けじといろいろ混ぜて作った大きめのボトル一本のみ。まあ補給の練習にもなるかなと。
アップは3時間前から入念にやって、ほぼ最前列でスタート。最初はまあそこそこ速いんだろうなと思いつつも普通に余裕。実際、出力的にも(当たり前だけど)チャレンジに比べたらどうってことなかった。なるべく下りと登りの途中の平坦でポジションを上げて、勾配が急なところはポジションを下げながら楽にこなす。
あっという間に5周回。こんな楽でいいのだろうかと思っていた矢先に、6周完了時の秀峰亭の後半でアンカー鈴木選手がアタック。長者ヶ原にかけて一気にペースが上がる。ここでここまでギリギリだった選手の中切れがブチブチ発生して、少しだけ離され、きつかったがここは後ろにいたまだ余裕な選手と一緒に追いついてひと段落。余裕のあるうちはこれくらいならほとんど問題なくこなせる。
そして集団が緩む。散発的にアタックがかかりはしたが、ここは少し頑張れば別に問題なし。逃げとのタイム差は各周10秒くらい広がっていって最大70秒差くらいまで。来るべきペースアップに備えて省エネ走法をこころがける。この展開でさすがに先頭でチンタラ登るのはあれだったし、先頭を牽くほどの余裕はなかったので集団内に潜伏。ドリンクはこまめに取るようにしていたが、緩いペースでもさすがに足は使っていて8.9周目あたりでダンシングの際に少し四頭筋が攣る前兆が。よりこまめに取るようにしたら、唯一のボトルが補給開始の10周目で大体空。微妙な選択だったものの、11周目で確実に取れたので結果オーライ。
大体完走へのビジョンが12周あたりで見え始める。まだまだシッティングでもダンシングでもソリア強度なら踏めるし、ある程度のペースアップには対応できる自信はあった。そしてついに14周目の一号橋でシマノ、ブラーゼンの痛烈なアタック。アタックのキレが想像を遥かに超えていて、あわよくば集団が容認してくれることを期待するものの、そんな甘い話はなくペースがカチ上がる。ダンシングで必死にくらいつくが足が同時に4箇所攣りかけ、シッティングでは400Woverでは踏み切れず、多少離される。下りは同じところで遅れた数人で追うが、秀峰亭で少し前を行く集団に追いつけず完全に千切れる。
そのあとは沿道の声援を糧にギリギリでメディオ強度を保つが、(逆にここで保てるくらいには足が残っていたのがなおさら残念)17周で足切り。自転車から降りた瞬間に攣る。さすがに限界だったか...
結果的には例年よりペースは速く、学生の完走は20名と学生にとってはサバイバルな展開。正直にいって上出来なところではあるし大きな残り3周ではあるけれど、ここまで走って完走が見え始めてあと1,2歩完走まで足りなかったことが本当に悔しい。やはり位置取り、補給など細かい反省はあるものの14周目で高強度についていけなかったのがほぼ全て。もう少しデータを分析して、これからの練習に生かそうと思う。
サポートしてくれた貫名、植田、2年生、ありがとうございました。生駒さんも運転ありがとうございました。
TTTメンバーではないので、次は個人ロード。東大から完走者が出せるよう、そして、おそらく生駒さん同様修善寺に比べると苦手なコースな気がするが自分もそこに加われるように頑張ります。