UTokyo bicycle racing team

8/18 インカレトラック2日目
ケイリン 予選落ち

・当日まで
2018年に入ったくらいの時期から強く意識し始めたインカレトラックでのケイリンへの出場。東大ではここ何年も出場しておらず、自分が久しぶりの出場者だった。自分が入部以来行ってきた長距離ロードレースを意識している東大流の練習法を一気に改め、短時間の高出力や加速力、そのための筋力増強を中心とした練習を続けてきた。周りと同じことをやっているだけでは自分に適した練習とは言えず、さらにここ何年も短距離をやっている人がいなかったため練習方法も最初はよく分からず手探りの状態だったが、自分なりに必要なことを考え、継続してきたつもりである。練習を作っていく際に、三宅監督と柿木克之様には相談に乗っていただき、アドバイスやご指導を頂いた。お二方には本当に感謝している。
周りには少し語ったこともあるが、自分の短距離へのモチベーションはいくつかある。ひとつにはもちろん、長距離ロードレースをいくら頑張っても自分には限界があり、短距離の方がまだ可能性がありそうだと感じていることである。もうひとつは、今まで出場していなかった種目に出場してチームに新たな風をおこすとともに、観ている後輩や観客に「東大でも短距離もやれば出来るじゃないか」と思わせる走りをしたいと思ったことである。人の心を動かす走りをしたいというのも自分の中の1つの目標になっている。

・当日
インカレはエントリーが1校1人なので、決勝に勝ち上がる可能性はあると信じていたし、それを目標として走った。
まず一回戦は強豪揃いだったし厳しそうだなと思いつつ出走。出走順は前の方で、後ろからのアタックに反応が遅れたのと、そもそもの加速力の差で置いていかれて終了。
敗者復活戦はまさかの朝日大と同じ組になってしまい、若干運の悪さを感じた。出走順は1番で、先行は得意ではないのでペーサーが外れたらゆっくり巡航し、後ろからまくってくる人がいたら乗る感じで考えていた。残り2周で後ろの同志社と朝日がまくってきて、最初は後ろに付けそうだったが、半周ほどしたら離されていてその後はどうしようもなくそのままゴール。

・終わってみて
一回戦も敗者復活戦も、加速力の差で置いていかれて勝負にならなかった。決勝に残ることはできなかったし、後輩に希望を与えるような走りもできなかった。逆に力の差を見せつけられてしまい、希望とか可能性とかそんなレベルにも達していなかったこともよく分かった。今までやってきたことは無駄ではなかったことは分かったが、足りていないことも多いと感じた。
しかし、まだ短距離プロジェクトは終わっていない。東大で、1人でやっている以上どうしても難しい所はあるが、その中でも自分のやるべきことをやってさらにパワーアップしたい。今はまだ終わったばかりで特に何かを意識するような時期でもないかもしれないが、最終的には来年のインカレを目標にやっていくことになると思う。今年になってやってきたことを更に質を高めて、目的意識を持ってひとつずつ積み重ねていくしかないだろう。

・さいごに
まず、冒頭にもある通り三宅監督と柿木克之様には練習メニューのことで大変お世話になりました。ありがとうございました。
役員をして下さったり、応援にお越し下さったOBの皆様、ありがとうございました。
合宿期間を通してサポートをしてくれた山田、直前になって急遽練習相手として連れて行くことになり練習相手とサポートをしてくれた依田はありがとう。色々と助かりました。