UTokyo bicycle racing team

2017/07/30 第一回矢板ロードレースフェミニン

今回はフィッツさんの方からロードレースに出させてもらう。人生初のロードレース。
当日の早朝に試走、雨で濡れている上、不吉なカーブと絶望的な坂が多い、しかも謎の180度カーブがあるなかなか攻め気のあるコースだった(某情報源により比較的緩やかなコースだと思っていた)。
全4周の周回コースだったがとりあえず2週走りきること(3分差が開いたらDNF)が目標。

レース自体は14:10にスタートだったので同じチームの方々の応援をしたり桃を買うなどしてアップまでは心穏やかに過ごせたがアップ開始辺りから緊張し始めた。お腹の調子が悪くなる。
ただ正午には晴れて路上が乾いてきたのは救いであった。

アップは固定ローラーを回したが、しっかりメニューを決めとけばよかったと反省。とりあえずいつも練習前にやっているアップメニューをこなして、検車と出走サインをしに行く。

それからちょっとその辺を漕いでスタート位置に移動。なぜか雨が降り始める、キレそう。
しかし霧雨っぽいのでそこまで影響はなさそうだった。

出走者は全部で20人ちょい。錚々たるメンバーでこそっと集団の後ろにくっついていた。
時間通りに出走。第1関門、クリートをはめるを見事にクリア、成長を感じる。
ローリングスタートだったので集団の恩恵にあやかる。集団だと漕ぐのが本当に楽で驚いた。
しかしどこまでローリングスタートが続くのだろうか(実は前の車が旗を振ったりしていたらしい)。
一つ目の登りに差し掛かった辺りで集団が伸び始める。私もなんとかくっついていこうとしたが登りきった辺りで結構な差が開き、二つ目だか三つ目だかの坂では最後から2番目の人が降っているのがちょろちょろ見えるくらいであった。ちなみに頑張って坂を登っていたら走っている他の選手に応援されるという謎イベントが発生し、自転車乗りの優しさに感動した。
そこから下り&平坦の独走態勢。これはいかんと思って全力でペダルを踏んで、なんとか2週目に突入できるももはや集団復帰は絶望、とにかくちょっとでも長く走ることを考える。
2週目からは難関の180度カーブ、なんとか乗り切ったがかなりの減速。このカーブの恐ろしさは緩い坂に設置してあるため下って減速曲がってその後半から加速しなければならない(加速したつもりだったが多分できていない)。
1周目はまだ気にしていた、コース途中の滑りやすいところだとかそういうのがもはや気にならなくなる。とにかく走った。
そろそろ登りだぞというところでDNF、坂にもう一度チャレンジできなかったのは悔しい。
その後は1人で田んぼ道をぐすんぐすん言いながら帰る。
結果は散々だったがレース自体がめちゃくちゃ楽しかったし、良い経験になった。もっと走れるように頑張りたい。

今回は色々な方に支えられてレースに参加できました。
車を出してくれたりスタート前に力強いアドバイスをくれた伊藤さん、応援やサポートに来てくれたてるみさん、前日ご実家に泊まらせてくれた沙弥さん(完走お疲れ様です!)、その他多くの方のサポートで不自由なくスタートをきれました、有難うございました!

最後に…
どうやらホイールがめちゃくちゃ重いらしく(薄々感じてはいたが悟らないようにしていた)、これはやばいよと言われたこと、アウターでチェーンがフレームに当たっている時は左のインナーをちょい押しすれば良いこと、ブレーキは動くということが今回の新たな発見。
あとカエルは外したので後輪のプラスチック板とおさらばしたい。


新谷君、クラス2昇格おめでとうございます!