UTokyo bicycle racing team

こんばんは。OB会の皆様のお褒めにあずかって喜んでいるチームマネージャー植田です。

先日、東京大学運動会自転車部競技班として、平成28年東京大学運動会奨励賞を受賞いたしました!


奨励賞は、東京大学運動会の加盟部として、運動会の発展とイメージアップに貢献した部に贈られるものです。
昨年度生駒、秋山の2名が第86回全日本選手権大会ロードレースへの出場資格を得たことが評価され、受賞が決まりました。

全日本選手権とは、全日本大学対抗選手権大会(以下インカレ)や全日本学生選手権大会などの学生の全国大会とは異なり、プロや実業団の選手までも含めた全国大会であり、真の日本一の選手を決める大会です。当然、レースのレベルは国内でトップ。出場資格を得るのも容易ではありません。
ここ数年の間、翌年の全日本選手権出場資格をもつ選手が複数いることはあっても、競技4年目で引退するため次年度は出場しない、などの事情から、当部からの全日本選手権の出場者は1名にとどまっていました。しかし、本年出場資格を獲得したのは二人とも競技三年目。在部する現役の選手2人が出場権を得るのは、ここ数年なかったことです。

主将の秋山浩杜(受賞時 後期教養3年)は昨年度8月28日(日)に行われたインカレ個人ロードレースにおいて29位に入る力走を見せ、出場権を獲得しました。このレースは出走者数186名に対して完走者数が40名と非常に過酷でした。
また、秋山は大学から自転車競技を始めましたが、インカレ完走者の9割近くは、高校以前から本格的に自転車競技に取り組んでいた選手です。その中で秋山が完走し、さらに全日本選手権の出場権を得たことは、大きな意味を持ちます。

また、生駒亮汰(受賞時 薬M1)は昨年度10月22日(土)に行われたジャパンカップサイクルロードレースオープンレースにおいて14位でフィニッシュし、出場権を獲得しました。ジャパンカップサイクルロードレースオープンは、国内有数の規模のレースであり、実業団や大学で全国トップレベルの選手が数多くエントリーするため、レースレベルはインカレ以上といっても過言ではありません。こちらのレースも出走者数130名以上に対し、完走者は43名というハイレベルなレースでした。その中で生駒はトップと12秒差という僅差でフィニッシュしました。生駒は3年生から自転車競技を始めているため、競技歴は3年目。この成績もまた稀なものです。
さらに生駒は前述のインカレ個人ロードレースも40位で完走しています。ここ数年、当部のインカレ完走者は1名または0名という状況が続いていました。昨年のインカレロードで複数名が完走したこともまた、秀でた成績であったといえます。

このような結果を残すことができましたのも、日ごろから支援してくださるスポンサーの皆様、OB・OG会の皆様、平素より当部に多大なるご声援を送ってくださる皆様のおかげです。
今後とも部員一同努力を積み重ねてまいります。どうぞこれからも変わらぬ暖かいご声援のほどお願い申し上げます。