UTokyo bicycle racing team

浮城のまち行田クリテリウム クラス3B 記録上は完走
目標としては、できるだけ前方で展開し、将来的に入賞や昇格を狙うとなったときのために、逃げを打つことにトライできればと思って臨んだ。買ったばかりのカーボンブレーキシューをつけ、前輪に決輪を履かせてもらい参戦。準備も問題なく進み、かなり早めに並んで最前列をとれたが、最初ローリングと勘違いしていて少し出遅れる。それでも集団前方には残れたものの、コーナーで周りの立ち上がりに全然ついていけない。立ち上がりで三、四人に抜かれて、長い直線で一人二人抜いてを繰り返し結局ポジションを下げているうちに、いよいよ集団からちぎれてしまう。絶望しかけたが、前から落ちてきた信州の選手に声をかけ、2人でまわす。自分が強めに引いて、向こうは少し落ちるものの、一人よりよっぽどマシなのでしばらく二人旅。しかしこのままだと次で切られる、上げないとまずいと思った矢先、6周目入る前のホームストレートに入るコーナーで落車。気づいたら転がってたのでよくわからないが、おそらくブレーキかけるのが遅くて急ブレーキになったのが原因と思われる。自分が後ろ走ってたので巻き込まずに済んでよかった。ニュートラル適用で7周目から復帰。脚は休まっていたものの、全力で踏んでもやはり立ち上がりで離されてしまう。そのまま走って一応ゴール。
情けない話、落車していなかったら切られていた。序盤のペースは速かったらしいが、もう少しまともに走れると思っていただけに悔しいし、ショック。先頭付近で走れないと、勝負に必要な経験値も積めない。敗因は明らかに立ち上がりのパワー不足で、今の自分のパワーではどうやっても先頭集団に残れないので、逃げなんて夢のまた夢。直線部分だけなら、アタックかかっているときでもなんとかなるのはわかったので、やるべきことははっきりした。監督や先輩のおっしゃる通り、冬の間は短時間高強度練複数パターンと筋トレで、パワーをつけることに焦点を絞っていこうと思う。
監督、的確なアドバイスありがとうございました。運営して下さった役員の方々、福田さん、植田さん、立哨をしてくれた戸木田、杉本、ありがとうございました。