UTokyo bicycle racing team

行田クリテリウムクラス3A 16位
今回は全体を通して集団内で安定して走ることができ、前方にいられることも多かった。2回集団で落車が起きたが、両方ともそれより前にいたので問題なかった。また、周りの状況を少しは見る余裕もあり、自分と同じ出走の新谷のことも常に見れていたようだった。連続コーナーに入るときは周回によっては後方で入ってしまった時もあり、その時はやはり立ち上がりで若干苦しんだ。
今回は6周目まで、少しずつつらくなっていったものの、集団のペースも速くなく緩んでいるときに休むことも出来た。4〜5周目に新谷が飛び出したのが見えたのだが、残念ながら自分は何かできるほど元気ではなかった。5周目完了時点でやや後ろに下がってしまい、6周目のバックストレートに入るコーナーの立ち上がりで車間を開けてしまいちぎれそうになったが、そこは無理やり追いついた。すると、すぐ斜め前から元気そうな日大の人が踏んで前に出ようとしていたのでちょっともがいてついて行ったら先頭まで行けて、その人の後ろの2番手までかなり楽に行くことができた。そのまま連続コーナーに入り最終コーナーを4番手くらいで抜けた。ところまでは良かったのだが、もう踏む力がほとんど残っていなかったようだ。前の人たちがゴールに突っ込んで行くのについて行くことは全くできなかったし、後ろからもどんどん抜かれてフィニッシュ。
今回は初めてまともに最後までレースを走れたので、かなり手ごたえをつかむことができた。終わってみて思うのは、やはり最後にもうひと踏ん張りしてもっと良い順位が狙えたのではないかということ、そして最後のせっかくのポジション取りがもったいなかったということである。集団からちぎれることはなかったが、最終局面まできちんと力が残せるようにしたい。今回はそこまで持たなかったということであった。
今回、スポンサーのGS ASTUTO様からご提供頂いている新ホイールを使わせていただきました。ペダルを止めている状態から踏み始める時に、ホイールに力がかかるまでの時間が限りなくゼロに近いバブで、コーナーからの立ち上がりではいち早く力をかけて加速することができました。立ち上がりの時などにダンシングをして強く踏み込んだ時にはダイレクトに力が伝わり、剛性も良く感じられました。また、カーボンディープリムホイールらしい空力の良さと軽さを感じ、直線での伸びとスピードに乗った状態から落ちない感覚がありました。コーナーの立ち上がりでいつも通り踏んだところ、想像以上にスピードに乗り、そのまま数人抜かせてしまうこともありました。最終周まで問題なく集団に残れて走れたのは、軽くて進むホイールのおかげです。ありがとうございました。
三宅監督、お忙しい中運転と試合前後のアドバイスなどありがとうございました。