UTokyo bicycle racing team

木曜に体調崩してダウンして、しかしながら急に回復してDNSは免れ、中途半端な体調で臨むことに。しかし、このレースはやはり生半可な気持ちでどうにかなるものではなかった。
胃の調子がやっぱりダメで朝飯でご飯半膳も食えない。これでは間違いなく今日はタイムリミット付きの走りになりそうだ。しかも豪雨。
トンネル内でみんなでぶるぶるしながら定刻スタート。
カオス。
周りの走者との間隔の制御に必死。ダムの橋は濃霧で視界が5メートルくらいしかない。何も見えない中でどさくさにまぎれて前方で集団が分裂した模様。とにかく上りでもがいてパラパラ降ってくる人たちをかき分けて、前へ。
3周目途中でペースの緩んだ先頭集団を視界に捕らえる。集団28名、前30秒なんて声も聞こえて希望が漲る。その間でできたてほやほや落車現場を通過。どさくさにまぎれて集団に合流できた。よし、まず序盤のサバイバルに生き残った!西薗は定位置に陣取っているがさすがにこの天候ではけん制状態??ここからはきっと10周目くらいまでペースが落ち着…と思ったら上り区間で京都産業がアタック。おいーーーー泣
またまた小集団を形成して先頭を追う展開に。本腰を入れて長期戦覚悟で追わないと、とゼリーを飲み込んでみるものの吐きそうですぐに口の中が強酸性に。。役に立たん。
しばらくローテ回していると、なんと西薗選手立ち往生!息絶え絶えのアシストここぞとばかりに止まる。パンクした後輪はもらえたがうまくはまらない模様。後続にどんどん抜かれてから再スタート。全力で牽引して一度先頭を替わってそのままさようなら。
実はまだ13周とか残っているのにもう余命が短い。後続列車に便乗して延命するが、その次の周あたりで急な体温低下に見舞われ自らローテをはずれて遅れる。生命の危機を感じるが最低10周はしようと思い地味に進む。
胃は水も受け付けずボトルはもはや使えないので満タンボトルを捨てる。
けが人搬送中の救急車でカーペーサーしながら、落車やパンクで走れない人たちがいるのに無傷な自分がタレまくっているのが残念だった。11周終わったところでリタイア。
自分が自ら降りた集団が統率のとれたグルペット集団と化し完走した。信州大が二人完走しているのがショック。応援している人たちに申し訳なくあわせる顔がなかった。
サポートの監督有田松永、応援にかけつけてくださった岩崎さん今井さん雨の中本当にありがとうございました。豪雨で我を失いそうな中声援が力になりました。