UTokyo bicycle racing team

〜全日本学生選手権個人ロードレース〜

 3回目の個人ロード.といっても前2回はクラス3で後方スタートだったので最初から勝負になってませんでしたが.
 前日緊張しまくって全然眠れず,スタート1時間前に突如として猛烈眠気が襲ってくるが10分くらい寝たら治る.整備も前日までに終わらせておき,体調的にもほぼ万全の状態でスタート.こんなにスタート前ゴタゴタしなかったのは久しぶり.
 1周目からペースが早くきついが,2days木祖村の1日目のように無理に前に上がろうとせずにタレてきた人をパスして徐々に前に上がる.40番手くらいまで上がってそろそろ大丈夫だろうと思っていたら,3周目の登りでアタックがかかりきつい状況に.しかも橋の手前で安井が落車し,プレッシャーがずずん.
 アタックできつくなっていたのは自分だけではなかったらしく,その後の裏側のコーナー区間で中切れ発生.まあこの周回だし周りに名の知れた選手も結構いるので大丈夫だろうと思っていたらあっという間に集団が離れて慌てて牽き始めるも時すでに遅し.泣きそう.

 しかし目測で先頭集団が30人くらいしかおらず,周りのメンバーも人数,脚共にそれなりに揃っていそうなので,うまくグルペットを組織すれば完走の可能性もあるだろうと思いローテを回す.次の登りで前の集団が近くに見えたのでブリッジを試みるが,よく見ると前の集団も中切れで先頭集団から離れていて追い付いても意味ないだろうと思い諦める(この前の集団が最終完走グルペットとなったので実は意味があったらしいが).結果的にグルペットのペースを乱しただけだった.申し訳ありません.

 4周目の後半に入るとグルペットの人数も増え完走への希望も見えてくるが,なんかやたらと前輪が滑ると思ってタイヤを良く見ると路面との凹みがいつもより大きい.痛恨のパンク.ピットからも遠い地点でコーナーも多い地点だったのでどうする事も出来ず,ここで最後の個人ロードは完全に終わってしまう.
代輪を受け取って走り出すも既に3つくらいのグルペットに抜かれており,完全に気持ちが切れてタラタラ走っていたら6周目にメカトラで止まっている安井と遭遇.安井だけでも何とか前に戻せないかと思って一緒に回したが,結局この周で下ろされてしまう.

 自分がいたグルペットは結局17周で下ろされていたので,パンクがなかったとしても完走は厳しかったかもしれないが,自分の力を出し切ることなく終わってしまったのが凄く悔しい.反省が出来るほど走っていないが,中切れを見越して序盤もっと積極的に前に出るべきだったというのが反省点.


 あまりに走った距離が短いのと,テンションがおかしくなってしまっていたので自走で帰宅.

 ツールド北海道にも出られなくなってしまい,サポートして頂いている方々に申し訳なさ過ぎて合わせる顔もない.この悔しさをバネにインカレに全力をぶつけ,来年の出場権獲得に少しでも貢献したいと思う.

ホイールを貸してくれた立教大の渡辺くんありがとうございます.サポートにきてくれた2年の3人もありがとうございます.監督も運転,サポートありがとうございます.