UTokyo bicycle racing team

RCS第14戦埼玉県川島町小見野クリテリウムラウンド

クラス3Bで出走。1周目終盤で落車してDNF。以下、落車にいたる状況を反省がてら記す。

①レース前に並んだ順は悪くなかったが、コースインするときに後ろ目になってしまったので、後ろ目からスタート。

②ローリング中も集団やや後ろ目を走る。

③リアルスタート直前の幅広の直線で集団前方までするする上がる。

④リアルスタート時には集団前方で軽めにもがく。西村めーてんが隣にいた。

⑤トラックでとても強いと聞いていた池田選手をマークしようと考えていたので、池田選手の後ろについた。大柄なので風よけ効果が大きかった。

⑥池田選手がコーナー立ち上がりで踏まないので中切れが起きて、左右から他の選手にどんどん抜かれる。池田選手から離れて前に行こうかと迷ったが、まだステイしようと思って抜かれるに任せて池田選手の後ろを走る。その結果、集団やや後方に位置することになる。

⑦コーナーにさしかかって集団先頭が原則すると、池田選手と僕(以下僕たち)を抜いていった選手が集団先頭に追い付き、そこに僕たちも追いつく。コーナリングのために減速中の集団先頭に、僕たちを抜いていった加速中の選手たちと、巡行中の僕たちが追い付き、人口密度が一時的に高まる。結局追いついたし、脚使わずにラッキーくらいにこのとき僕は思っていた。

⑧そのあとホームストレートに差し掛かる。人口密度が高いまま、集団は概ね3列で巡行する。空気抵抗を減らそうとするためか、選手同士の横の間隔は狭い。集団の左右に飛び出て、先頭付近目指して上がっていく人もいる。僕は自分から逃げるつもりなど毛頭なかったので、脚を温存するため、集団やや後方のまま進む。すると、急に僕の右斜め前の選手と左斜め前の選手の横間隔が狭まって、僕の前輪を置くスペースが無くなった(なにをきっかけにして二人の横間隔が縮まったかは不明)。僕の前輪が右斜め前か左斜め前の選手どちらかの自転車にヒットした結果、前輪が横方向に急に動いてバランスを失い落車。このとき時速45㎞。

では、どうすれば落車を防げたのか?

①前の選手の間に前輪を差し込みすぎない。ちょっと被せるのは必要だが、危ないと思ったときに下がれる程度までしか差し込まないように。

②1列や2列になるコーナリングよりも、密集して3列や4列で走る直線のほうが落車リスクは高いと考えて、いつでも逃げられるように走ること。

③特に左右を他の選手に囲まれている状況では、逃げるスペースは無くなる。空力的にはベストな位置だが、危ないことを自覚して走ること。また、そういう状況では無理に前の選手の間に前輪を差し込まないこと。(そういう状況では、前輪差し込まなくても十分な空力的アドバンテージがある)

治るまで1~2週間らしいので、しばらくゆっくりしつつ、自転車を直します。3/2・3の富士クリテに向けて調子を戻していくつもりです。