UTokyo bicycle racing team

TTT
今年も出場メンバーの足を考えて柿木さんに配分を作っていただき、荒川早朝練で無駄を削り、調整を重ねる。雨の日も若干クレイジーだなとか思いつつも扇大橋へむかう。去年もその前の年も早朝練のせいで体調を崩していたので、今年は睡眠時間をできるだけ確保できるようにして、体調をキープ。大会までに諸々の準備を整える。
当日はOBの方々が大勢応援にきてくださって(恐縮なことにサポートもしていただいて)とても気合が入る。気温が高いので水を被りながらアップ。去年の経験を踏まえて、絶対に前半は指定負荷以上で突っ込まないように他のメンバーと確認。
そのままスームズにスタート。スタートしてちょっとの間は、うかうかしていると突込み気味になってしまうのでパワーメーターで抑える。練習と変わらない感覚で走っていき、そのまま折り返しへ。若干足に来ている感があったので、先を考えて微妙に配分を減らす。こまめにドリンクを飲み、水をかぶったりして暑さ対策も欠かさずに。途中でミスってスポドリを被ってしまった。一周目復路でかなり足がつらくなっていくが、必死に頭の中で「TTTは楽しい」みたいなことを唱え続けて、つらい感覚を排除する。
補給で水をもらって2周目へ突入。折り返しの前だったか後だったか記憶が定かではないが、他の人が少し配分を減らしたいようだったので、先頭出力を10Wくらい下げて対応する。
時折草部がやけにいい声(笑)で全体の士気を保ってくれる。配分も増やしてくれていて、練習のときのメカトラのオンパレードとは打って変わってとても助けられた。
そして、最後の折り返し。あと4分の1。足やら肩やらがいろいろやばくなっているが、何よりふくらはぎがつりかけていてのがやばい。必死にこらえる。もう前も1分くらいしか引けない。
最後の橋が見え、谷さんがやばそうなことを確認するも声が出ない。最後に残った力を出し切る。そのまま微妙に崩壊するがほぼひとかたまりでゴール。
終わった後は今までに経験したことのない足のダメージを負っていて、走り終わったのにつらかった。ダウンのためにローラーになんとかのるも、後輪がパンク。よく見ると巨大な亀裂が入っていた。おそらく2周目の復路で踏んだ石のせい。運がよかった。
順位は7位だったが、チームとしてほぼ完璧な形でTTTを走りきれたと思う。去年は味わえなかった達成感が味わえた。一緒に走ってくれたTTTメンバーのみなさんありがとうございました。
一年練習すれば4位までの18秒は埋められると思うので、来年はそこから上を狙いたい。
監督、応援していただいたOBの方々、サポートしてくれたみなさんありがとうございました。おかげさまでストレスなく走ることができました。
また今年も、柿木さんにはペース、配分、その他諸々とてもお世話になりました。ありがとうございました。