UTokyo bicycle racing team

JBCF 宇都宮清原クリテリウム E3

長い直線を往復するだけのコースに加え、昨日先頭交代で無駄脚を使った反省もあり、最初から集団後方で休み、残り2周くらいから前に上がって勝とうと考えた。しかし、残り2周になると、なかなかスペースが開かなくて前に上がることができず、そのまま集団真ん中でフィニッシュ。先頭から5秒遅れの22位。勝負をかけるタイミングをつかめず、今までで一番踏まないレースになってしまった。(平均221WNP243W,一人で三増周回してもNPこれくらい出せるし、もはやペース走レベルである)

 

反省

  • 中盤、一瞬集団右側のスペースが空いたが、スルスルと進んでいくと先頭まで上がってしまって、風除けがいなくなりそうなので、やめておいた。後から振り返ると、あれが前方に上がるラストチャンスだった。最後まで脚を温存しても、ポジションが悪いとどうしようもないので、中盤なら先頭まで上がってもよかった。
  • 直線道路を反時計回りにUターンして周回するコース(つまり、左コーナーが2つだけのコースレイアウト)だったので、できるだけ直線部分でも右側にポジショニングして、コーナリングでの減速を抑えようとした。(左前にスペースが空いていても、進路変更して番手を上げなかった。)そのおかげで、たしかにコーナリング後の立ち上がりはラクだった。しかし、後から空撮映像を見てみると、みんな同じことを考えていたらしく、道路の右側は混んでいるのに、左側はガラ空きだった。右側にポジショニングすることに固執せずに、空いているスペースを縫うように進んだほうが、番手を上げられたはずだ。
  • コーナリング後の立ち上がりについても、番手を上げるというよりは、無駄足を使わずについていくことに注力していた。目の前の人がちょっと遅くても、頑張って抜かすよりは、彼を風除けにしてのんびり加速していた。(もちろん、「こいつ遅すぎて集団に置いて行かれそうだ」と思ったときは、抜かすようにした。)その結果、脚は残ったけど、番手は上がらなかった。

 

人数が多いレースでは、道幅が広いからといっていつでも前に上がれるわけではないと学んだ。(レース前の皮算用では、ゴールが近づくにつれて、牽制が入って先頭のペースが落ちるので、そこでスルスルと前に上がって、元気な脚でスプリントで勝つつもりだった…)少人数の集団では、(アタックとかに絡まないつもりなら)後ろで休んでいてもいいけど、大人数の集団で後ろで休んでいると、前に上がるチャンスが来ない。