UTokyo bicycle racing team

9/24 RCS #4 袋井ラウンド クラス3A 3位/10pt
前回に続き目標は昇格。
気をつけることは、やはり前回同様ニュートラルがないので絶対に落車に巻き込まれないこと。ゴール1km手前の下り〜登り返しで緩むはずなので、そこでポジションを上げておいて、最後の連続3コーナーを前でこなすこと。

レース前は試走を二週し、アップをしっかりこなせた。見た感じだと明星大の選手と大阪経済の選手が今までのレースで上位にいたので、動きをよく見るように心がけた。
1周目:ローリング後先頭付近に入れて、実際下りにかけて集団はゆるんだがこれから5週もポイントが有ること、足を使いすぎることへの恐怖でいまいちポジションを上げきれなかった。そのまま連続3コーナ(左右左)に入り特に苦手な左→右のS字部分で最初の左コーナーでアウト側に切り込んだせいで右側で大きくイン側になってしまい詰まる、立ち上がりで尋常じゃなく脚を使った。
そのまま10番手くらいで通過。
2周目:ゴール後の上りで大きく緩んだため新潟大、京都府医大の選手と一気に先頭に出る、大して踏んでないのに後ろと空いたが、逃げるのは厳しいし、よくわからずもたもたしていたら下りでズブズブ抜かれて、コーナーにかけてまた同じミス。このあたりから相当きつくなり、走り方がただただ必死になっていた。
3周目:先頭は8人くらいになり、後ろはバラバラ。追いつきそうで追いつかなくて頑張ってなんとか残り1kmくらいで追いつく。当然ポイントには絡めないし、頭が回らなくてコーナーで同じミス。
4周目:概ね3周目と同じ感じ。最後追いついた。あまりにもキツくDNFになるのではないかと恐怖が何回も頭をよぎった。
5周目:やっと集団が落ち着いたが自分は0ポイント。なんとか動きたいと思ってラスト1km地点で周りを見ると斜め前にいたマークしていた大阪経済の選手が一気にアタックを掛けて抜け出そうとしているのが見えたので必死についていく。後ろは若干離れていたし、ここまで集団でコーナーに入って下手くそな動きをしていたので2人でコーナーに入ったほうがまだマシだと思いそのままシッティングで頑張って踏む。大経大の選手は先頭ではダンシングでもがいてくれたおかげでいい感じに追いつかれていないっぽい。そのままラストから二番目のコーナーに入ったところで立ち上がりで踏み倒してラストコーナーも減速せずに踏み倒し大経大の選手を抜いた。そのまま25秒ほどもがき続けて逃げ切りゴールで1着。

ワンチャン昇格あるか!と思ってゴール後リザルト見たら1位12点、2位11点で3位が自分で10点。昇格にあと一歩届かず…

レース全体の反省としては、やはりポイントレースなのだから最後に関わらずもっと積極的に動けないといけなかった。これが昇格を逃した原因だろう。またコーナリングの処理、コーナリングが苦手なら特に脚を使ってでも先頭で抜けることが必要だった。やはり脚を使うことへの恐怖がある気がする。

良い点としては今までになかった、最後の抜け出し、他の選手をしっかりと見ること、さらに最後まで踏み切れたこと。特に最後平坦でもがき続けられたのはここんとこ小山田で平坦スプリントしているのとまんま同じような感触であり、練習してきた意味があったように感じる。疲れた中でもそれなりのパワーは出せていた。
またレース前に監督に頂いた「並ばれてから後ろに下がらない」というようなアドバイスも意識して見るとだいぶ違った。これをコーナーでもうまくやれるとかなり良くなるように思う。

今後は集団の中での動きをさらにうまくしていけるようにしたい。また単純な集団スプリントならどちらにしろもっと前で展開しないと勝ち目はないし、そもそもスプリントに参加できない。そのことを肝に命じて、コーナーや順位が変わりにくいポイントに入る前は必ず番手を先頭にでも上げることを心がけようと思う。そもそものS字コーナーのような詰まりやすい場所での位置取りももっとうまくなる必要はある。またチャンスがあれば今回のような抜け出して逃げ切るというパターンも積極的に狙って行きたい。(自分のパワーであれば集団スプリントよりも後者の方が勝負にはなりやすいというのもある)

サポートやアドバイスいただいた監督、山田ありがとうございました。
また役員をしてくださったOBの皆様、ありがとうございました。草津ナイトレースのあたりからクリテリウムに関しては少しずつレベルアップできていると思うので次こそは上がります!