UTokyo bicycle racing team

2018/11/18 RCS#9 浮城行田クリテリウム クラス3B 10位

レース前
昇格すべく。
前回エリミネーションでレースを走れる気がしなくなってしまったため、とりあえず気づいたら終わってるということのないように前半から集団先頭で展開することを意識した。後半になったら完全に戦闘ではなく5番手くらいに入って足を休めながら走り、最後はポジションをキープしてラストコーナーから30秒程度ロングスプリントをして勝ちたいと思っていた。

当日
アップも十分にできた。スタートリストを見た感じトラック短距離選手が多いため、できればハイペースな展開でスプリンターの脚が削れればいいなぁと考えた。インカレスプリント4位の末廣選手や日体の短距離選手、法政の短距離選手に注意して臨んだ。

レース
1周目-3周目 3:10/周 程度
とにかく前へ、という意識でスタートから一気にもがいて第一コーナーに入る前から集団先頭に入れた。コース後半部分はコーナーが連続するため、絶対に前で展開しようと思い、バックストレートで毎回ポジションを一気に上げていた。一方でホームストレートではどのように展開するか考えきれておらず、ズブズブ抜かれて、そのぶん連続コーナーに入る前に一気に上げる走りをしていた。コーナーに苦手意識があるのもあり、本当に集団の一番前で毎周走っていた。コースの半分は集団1番手にいたと思う。
4周目 2:55/周くらい
これまでと同じかんじだったが、4周目のバックストレートの次の直線(連続コーナーに入る前)に、作新大学の選手がアタック。集団一番手にいたためにこの動きには反応できた。必死に踏んでブリッジをしようとする、コーナー部分でやや追いつく。そのままコーナーに入っても作新の選手はふみ続け、自分は後ろを見てしまい、逃げ切れるのか・・・といういつものネガティブな思考が出てしまい、集団に戻ってしまった。相当足を使ってしまい、かなりしんどい。
5周目 2:55/周くらい
作新の逃げもあり、少しペースが上がる。自分はしんどいので上げ始めた法政や東北学院の選手の後ろにつく。バックストレートで先頭交代されて、集団の人数を減らしたいこともあり、頑張って踏んだが、果たして自分が頑張る必要があったのかは微妙。そのあたりからそうとうしんどくなる。
6周目 2:55/周くらい
ラスト更にペースが上がり始める。ホームに入る前は連続コーナーをこれまで通り前でこなしていた(記憶が曖昧)が、ホームでグワぁっと集団が上がってきたときに対応できずにズブズブになる。そのあと上げないとと思っていても、かなりいっぱいいっぱいで集団のペースも今までのようにぬるくはなく上げられない。いつの間にか多分12番手くらいで連続コーナー前の直線に入り、やばいやばいとなるが、踏めない。どうしようもなくなり番手は変わらず最終コーナーを抜けてホームストレートに。もがくしかないので袋井のイメージでコーナー明けからすぐにもがき始めるが、10秒くらいで足が終わってダンシングできなくなった。そのまま数人抜いただけで10位で終了。

反省

  • ポジションの変動が大きすぎる、無駄足、無駄に先頭をひかない

別に前ではしれない、ということはないしクラス3でポジションを簡単に挙げられるくらいの足はもうついたと思うのだから。無理に集団1番手にこだわる必要はなかった。レースは休むこと、頑張ること、メリハリが大事だと思うが、全く休めていなかったような気がする。先頭でただ走る事と、先頭で楽に走ることは別物で、ついつい無駄に足を使っていた。昇格した某選手のログのAv Wattを比べてみると4,5周目は自分の方が40-50W程度大きく、ラスト1周は昇格した選手の方が20W程度高いというものだった。序盤は加減速が激しいため先頭にいるのは悪くないような気もするが、中盤でもう少し後ろで楽をしたい。

  • コーナーを後ろでも楽にこなす

コーナーへの苦手意識が強く、コーナー前は殆ど頑張ってでも集団1番手でこなしていたと思うがそこまでする必要はないし、後ろでも楽にこなせないといけなかった。後ろと言っても2-5番手くらいだがそれでも楽さがぜんぜん違うと思う。

  • 逃げへの反応

逃げができるまでに無駄足を使っていたのもあるが、アタックにせっかく反応できる位置にいたのだから、後先考えずに最後までもがききって飛び乗るべきであった。実際作新の選手は一人で逃げ切って一位昇格をした。

総じて今までの立ち上がりについていけないとかそういうことはなく、レースに参加する上で脚はそこまで問題ではないように感じた。もちろんフィジカルが足りているわけではないが。
次はレースを楽に、こなすようなポジションのとりかたをしっかり実行できるようにしたい。(闇雲に前にいるのではなく)

幸手での昇格に向けて
優先

  • コーナーを後ろでも楽にこなすこと。
  • 無駄足を使わない、闇雲に先頭にでないこと、ポジションの大きな変動を少なくすること。

その上で

  • 前で展開し、アタックにはすぐに反応できるようにする。
  • 脚を休めながら走り、ラスト一周のペースアップでしかけること。(まずは)
  • あるいはラスト二周の時点で自分から仕掛けて抜け出すこと。(できれば)

フィジカル面では、今まで強度を上げて本数を減らすような練習ばかりだったので、レース後半のしんどい状況にも対応できるようなレストを削ったインターバル(さつきに教えてもらった40-20とか)も取り入れて行こうと思う。絶対的な繰り返しの量は確かに足りていなかったと思う。
また、ポジションの技術のために車載動画も活用していきたい。

観戦、サポート、役員に来てくださった白石OB、大脇OB、相沢OB、そして秋山、植田、貫名、平山、マネージャー山田、お忙しい中ご指導いただいた三宅監督、洋和さん、ありがとうございました。