明けましておめでとうございます。
昨年は多大なるご協力・御理解を有難うございました。
今年もよろしくお願いいたします!
年末にニチナオ様のところにお邪魔して参りまして、色々学ぶことが多く、この場を借りて共有しようと思っていたところ、練習日記の渋滞が起こって(起こして?)内容を年越しさせてしまいました…。猛省案件。
主にスマートトレーナーとローラートレーニングを補助するアプリに関して所感を記しますのでお暇な時に是非。ただ当方機械音痴of the yearなのでそのところもご理解をよろしくお願いいたします。
Tacxスマートトレーナー体験記@ニチナオ草加事務所
本日(18.12.26)は、いつもお世話になっているニチナオ商会様の草加事務所にお邪魔させていただき、tacxさんの取り扱っているスマートトレーナーを色々と体験させて頂きました。せっかくの貴重な機会でしたので、その時のことをまとめてみようかと思います。
事務所の入り口に鎮座しておられたアルゴン氏、かっこいい。
そして間抜けなことに写真を撮り忘れてしまったので、いただいたものを使用しております…(無能)。
※あくまで一個人の体験記ですので、そこの辺はご了承ください。
さて、近頃zwiftだとかzwiftだとか…あとはzwiftですかね?zwift以外にも素敵なソフトウェアがあるのでそれは後述します。
とにかく、ローラーを楽しく乗ることができるアプリケーションの登場で、ハムスターの如くローラーをするだけの時代は終わりを迎えつつあるのではないでしょうか。
また、季節的にもロードはオフシーズンということで、いかにローラーを楽しむか、意志の弱い私のような人間にとって非常にシビアな問題になってきております。
そこで、、、
Tacxスマートトレーナー!(ド○えもんの声)
Tacxスマートトレーナー?!(のび○の声)
説明しよう、スマートトレーナーとは
http://nichinao.jp/archives/category/tacx
ざっくり説明しますと、自動調整負荷付きのローラーです。Zwiftなどのアプリと合わせると、バーチャルの世界の斜度に応じて、勝手に負荷を調整してくれるという優れもの。感覚的により実走に近づくことができる、脱ハムスター・マシーン。
しかも、tacxのスマートトレーナーは、スピード、ケイデンス、パワーを計測してくれる(←これがめちゃくちゃポイント!この機能がないスマートトレーナーもあります)ので、「おらパワーメータ持っていないだ〜」という方には超おすすめです。
上のtacxさんのhpにもありますように、スマートトレーナーは大きく2種類に分けられます。一つはホイールオン式、もう一つはダイレクトドライブ式。
今回私は、コスパ最強・スマートトレーナー界の革命児とも言うべきFlow Smart(T2240)とスマートトレーナー界の王様とも言うべきNEO 2 Smart(T2850)、スタイリッシュさと地球に優しい電源入らずのBushido Smart(T2780)のお話をメインで聞き、前二つでzwiftとtacx training appを体験試乗しました。
※それぞれのスマートトレーナーの修飾語は私が適当に考えたものなので、ご了承ください。苦情不可。
・ハードウェアのお話
Flow Smart(T2240) ¥42000
ホイールオン式、即ち後輪を外さないスタイル。タイヤが減っちゃうよ、というそこのあなた、tacxさん、こんな素敵な商品もございます(写真の右側の自転車が履いています)。特に室内で普通のタイヤでローラーをすると粉が飛んで床や壁に付着し発狂するので(経験者)、一緒に購入しちゃうのが望ましいかもしれません。
形状はtacxの普通のローラーとほとんど同じ。女性の私でも軽々持ち上げられる優しい重さ(9.41kg)。白基調というのもおしゃれ、お部屋のオブジェにいかがですか?
電源は必要で、電源がないと普通にローラーとしても使いにくいのが惜しい所。
ダイレクトドライブ式に比べて、高出力だとちょっと音が気になるところではある。ぶおーーーん。
Zwiftの斜度も再現してくれて、十分楽しめる。少しローラー感はあるけれど、そんなことは圧倒的コスパで相殺されます。
ただ私の最大出力が低いこともあって、もっとむきむきの方にとっては少し物足りないかもしれません(最大出力は800w)。
Bushido Smart(T2780) ¥76000
同じくホイールオン式、軽さに加え何より電源不要なのであっちこっちに持っていくことが可能、試合会場にも連れていけますね、もはやペット。
色々とご丁寧に説明していただいたtacxの樋澤様もご愛用されているということで、機能はお墨付き。
今回は試乗できませんでしたが、音はマンションでも大丈夫とのことで、Flow Smart(T2240)と比べて静かとのこと。さすが、武士。黒基調のデザインもシュッとしていてかっこいいです。
NEO 2 Smart(T2850) \178000
ダイレクトドライブ式、後輪を外して使用、セッティングは簡単。
乗り心地は最高、もはやローラーではない(『自転車白書2018』※存在しません)。特にダンシングが実走に近いイメージでした。
バーチャル空間での斜度はもちろん、路面のガタガタまで再現可能。これがzwiftなどをやっていると非常に面白い。
ガタガタガタガタガタガタ…(西野カナが現れそう→最近活動休止だそうで悲しい)
もう一つ、嬉しいのは凍った路面の再現で、左右に綺麗にペダリングが出来ていないと後輪が滑った感覚が…!!zwiftが捗りすぎる。
最大出力は2200w、そんな出ない…。圧倒的安心感。
また、音に関しても上記二つのホイールオン式に比べて超絶静か…。室内でぶん回しても許されそうです。
さらに電源がない場合でも自家発電ができるので、レース会場に持って行ってzwiftでアップということも、ペダリングを止めなければ可能とのこと…優秀すぎやしないか!
お値段はお値段ですが、コスパを考えると満足できるかなと。
ローラーを楽しく乗る環境を何としても整備したい、どうせzwiftやるなら目一杯楽しみたいという方にはお財布が許してくれるのであれば本当におすすめです(私は…学生の身分で厳しいですが)。
以上、ハードウェアのお話。これからのオフシーズン、お財布と目的をにらめっこしながらスマートトレーナー導入を検討してみてはいかがでしょうか。
補足:Bushido SmartもNEO 2 Smartもソフトウェアとリンクしていない時は斜度0度を再現してくれて、スマホアプリトの連携で変更が可能なので、とりあえず軽い負荷で回したいなどの要求も斜度をマイナスにすることで実現できます。
・ソフトウェアのお話
では具体的に、このスマートトレーナーを活用できるアプリのお話をしていこうと思います。今回は、ご存知の方も多いであろうzwiftとtacxさんが出しているtacx training appを体験しました。
Zwift
私が語るよりもこちらにお任せしてしまった方がいいのではということで、以下をご参照ください…。
一人で走るのは勿論、待ち合わせをして集団走行も可能とのこと。
憧れのあの人と、遠距離ライドも夢ではありません(いや、知らんけど)。
練習メニューも多数存在していて目的に合わせて色々試せるのも嬉しいですね。
更に、世界中のライダーが誰かしら走っているので、バーチャルの世界といえども熱が入ってしまいます。レースや集団走行などイベントも多数あって、ゲーム性が非常に高いのもポイント。
背景も凝っているため、ロンドンの街中など視覚的にも楽しいライドになりそうです。また、漕いだ距離に合わせてアクセサリーをグレードアップできるのも魅力の一つかと思います。
トレーニングもしたいけれど、ゲーム性重視ならこのアプリはおすすめです。1500円/月なのが少しお高いかなという印象ですが、しっかり乗り込めばお得なお値段でしょうか…。
tacx training app
tacxさんが出しているアプリです。詳しくは以下をご参照下さい…。
https://tacx.com/product/tacx-training-app/
Zwiftに比べるとゲーム性というのはあまりない…、むしろ冬のトレーニングをパワー、心拍などの数値に基づき、目標のレースに合わせて、しっかりトレーニングしたい、という方には絶対にこっちをオススメします。
プログラムを自分でカスタマイズすることは勿論、レースに合わせたメニューも存在しています。画面をグラフにすることもできるのでシンプルな分、目標数値が明確になって見やすいのもいいですよね。
更に実際に走ったコースを再現することも可能だそうで、大きなレースのコースを何度も試乗できるのはモチベにもなるし、イメージがつきやすいかと思います。
勿論、レースだけでなく緩ポタ的な使い方もできるのが面白いところ。今日は、紀伊半島一周しようか〜みたいなこともデータさえあれば可能です。
実際に走ったところをデータ上で走れるのは、前シーズンをオフシーズンで総括できるということで楽しいかなとも思います。
内容はしっかりしているのですが、全体的にすっきりしている分、工夫次第で様々な使い方ができるのが魅力だと思いました。
ハードウェアとの相性は勿論バッチリです。
お値段は1300円/月で、年間契約するとお安くなるそうです、有難い…。
さて、以上、私がハードウェア、ソフトウェアを使わせて貰った感想です。
※詳しいお値段や性能に関しては、必ずご自身でご確認ください。機械の相性とかも私は分かりかねます…すみません。
これからのオフシーズン対策にいかがでしょうか?
ご参考になれば…。