UTokyo bicycle racing team

10/29 高石杯@群馬csc DNF
ここ2ヶ月の目標としていたレースだったが、あまりに惨めな結果に終わった。
初めてのコースで強い雨、慎重に走るべき試走でいきなり落車。下りの右コーナーで、想像以上にスピードが出たうえにカーボンホイールでは予想以上にブレーキが効かず、見事にスリップしてしまった。火曜に飯能に行ったときも実走不足で下りの感覚が鈍っていることは感じていたので、より丁寧に確認すべきだった。幸い身体も機材も大事には至らず、出走はしたものの、完全にビビって先ほどの右コーナーまでに最後尾に下がり、誰の下りにつくこともできず一人で登りのインターバルを繰り返し4周でDNF。
9月は調子が良く、インカレの不完全燃焼をぶつけたい思いもあって10月はどうにかローラーでこのレースに向けたメニューをひたすらやってきたのに、ぶつかることすらできなかった虚しさしかない。当たり前だが、普通に走れなければどんなにパワー値が上がっても意味はない。もともと走行技術が劣っているのだから、実走練を減らさざるをえないならそれを補うような何かをしなくてはいけない。たとえば、実走できる機会に下りの反復をするとか、時間がないときはボトル拾いをするなど。出力自体は上がっているのだからその練習には自信を持って、もっと基本的なスキルを磨く必要がある。来年のインカレが雨になる可能性はあるし、ここで気づけて良かったとも言える。
冷たい雨が降る中大会を運営してくださった役員の方々、わざわざ東京に寄って自分らを連れて行ってくださった谷さん、どうもありがとうございました。